中国人男性が日本の飲食店の店先に掲げられたボードの内容を書き換えさせる動画が、中国のネット上で称賛を浴びている。 日本が24日から東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を開始したことに中国が強く反発する中、28日に中国のSNS上で東京・新宿のとある飲食店が店先に掲げているブラックボードの内容が大きな注目を集めた。ボードには「中国人へ 当店の食材は全て福島県産です」と書かれていた。 これに憤慨した中国人男性が実際に店まで訪れ動画を撮影。その場で110番に電話をかけて警察官を呼び出し、「自分は中国人だが、なぜ『中国人へ』と書かれているのか!」と不満を訴えた。店主が不在だったため待っている間、警察官は「店主が来ても冷静にお願いします」と興奮する男性をいさめた。 店主から話を聞いた警察官が、「中国人とかは関係なく、福島県産のものが嫌なのであればうちの店には入らないでくださいねということ」と説明する