「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。
「予算」に追われる社員 グループでの売り上げ1兆円超を誇る「山崎製パン」。これまで「週刊新潮」は同社のさまざまな問題点を報じてきたが、今回、元従業員から新たな証言を得た。それは食品を扱う企業としては致命的となりかねない「消費期限偽装」の具体的な“手口”に関するものだった。 *** 【写真を見る】「ゴキブリに生きたハチ、入れ歯の一部も」 山崎製パンで相次ぐ「混入事案」 山崎製パンの工場では、約10年で4名が事故死しているものの、同社はそれを公表すらしていない。わが国を代表する食品会社にあるまじきコンプライアンス意識の低さである。この問題についてはすでに「週刊新潮」(4月18日号)で指摘した通りだが、そうした同社の“体質”は、消費者に直接関わる部分での驚くべき不正も招いていた。 「商品、部門、工場など、さまざまなカテゴリーごとに予算があり、社員は常に予算に追われている状態です」 と、山崎製パン
過去には“スカートのシワが性的”との批判も 三重県を中心にバス事業を運営する「三重交通」の公式キャラクターとなったアニメチックな女性のイラストを巡り、肩のバランスや腰を捻ったポーズが卑猥だとして、SNSに「女性キャラクターを性的に描いている」という主旨のクレームが寄せられている。三重交通は「変更の予定はない」とコメントしたが、デザインの変更を迫る声がいまだにネットを中心に巻き起こっている。 【写真】筆者主催の美少女イラストを使った町おこしイベントの先駆け「かがり美少女イラストコンテスト」の様子 騒動になった公式キャラクターは、23歳の2年目の女性運転士という設定である。男性のキャラクターもあり、こちらは28歳で入社6年目の運転士という設定だ。ふたりとも同じ運転士の制服を着ており、女性運転士もスカートではなくパンツスタイル である。三重交通のグループ創立80周年記念事業として1月26日に公表
安倍派裏金事件を発端として、いま、「政治とカネ」の問題がかつてないほどに注目を集めている。政治家それぞれに政治資金の透明性が求められる中、復興大臣を務める土屋品子衆院議員の政治資金を調査したところ、不可思議な領収書が含まれていた。 *** 【写真】里芋、メロンまでを政治資金で購入した証拠領収書を公開! あだ名は“なにもしな子” 土屋大臣は埼玉県春日部市などを地盤とする現在9期の衆院議員である。 土屋大臣の父は参議院議長や埼玉県知事を歴任した故・土屋義彦氏。その独裁的な県政は「土屋王国」とも称された。娘である土屋大臣は96年の衆院選に無所属で出馬し初当選。01年に自民党に入党した。その後は父親の後援会組織をフル稼働させ、当選を重ねてきた。 しかし、地元での評判は必ずしも芳しくない。 地元政界関係者に言わせると、 「古くからの自民党の支援者の中には土屋さんのことを“なにもしな子”というあだ名で
朝日新聞DIGITALは11月9日、「エホバでの性被害159件申告」との記事を配信した。エホバの証人は1870年代にアメリカで発足したキリスト教系の新宗教団体。日本支部は戦前からの歴史を持ち、公式サイトでは《聖書を教える奉仕者の数》として信者数を21万4359人と記している。 *** 【写真を見る】エホバが念頭に? 厚労省が公表した「宗教の信仰と関係のある児童虐待」対応ガイドライン エホバの証人といえば、1985年に神奈川県川崎市で起きた輸血拒否事件で知られる。当時10歳だった小学生が交通事故で大けがを負い、医師は輸血が必要と判断。しかし、エホバの証人の信者だった両親は「絶対的輸血拒否」という教義のため輸血を拒否し、小学生は死亡した。 ノンフィクションライターの大泉実成氏が88年に『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』(現代書館など)を上梓。TBSが翌93年に『説得』のタイトルでドラマ化し、
新宿区立大久保公園周辺、通称「交縁」(こうえん)を訪れると、若い女性が一定間隔で並び、客を待つ姿が目に入る。いわゆる「立ちんぼ女子」である。彼女らを取材した記事は数多あり、生活苦やホストへ貢ぐための資金調達など様々な背景があるという。しかし、彼女らを「買う」男性の事情はほとんど見えてこない。ライターの安宿緑さんが「立ちんぼ女子」を買う男性5人の実像を取材した。(全2回の1回目) 【写真】「ホテルに行くだけじゃない楽しみ方がある」というトモヒロ氏(独身・40代後半)のブルーのチェックシャツ姿。一定間隔で並んだ「立ちんぼ女子」たちが交渉する様子 「僕にとって公園はディズニーランドみたいなもん」 現地を訪れたのは残暑の続く、9月初頭。立ち込める熱気と臭気が、公園の光景の異様さを際立たせていた。 大久保病院の壁沿いと玄関前の広場に佇む若い女性たちと、その周囲を徘徊する男たち。彼らは何度も同じ場所を
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