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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (53)

  • 「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記

    (時事通信配信) 大江健三郎氏が亡くなられた。かつて谷崎潤一郎が死んだ時、三島由紀夫は、「谷崎朝時代」が終わったと評したが、私には、その少し前から始まっていた「大江朝時代」が今終わったと言いたいところである。大江氏は、東大五月祭賞を受賞し、「東京大学新聞」に発表された「奇妙な仕事」を、文芸評論家の平野謙が文芸時評で取り上げることによって、一躍有望な新人としてデビューし、ほどなく「飼育」で芥川賞を受賞したが、私には「奇妙な仕事」こそが初期大江において最も斬新な作品だと感じられる。当時、東大仏文科に在学中で、卒業とともにいきなり多忙な人気作家生活に入った大江氏には、苦しい時期が断続的に襲ってきた。高校時代からの年長の親友だった伊丹十三の妹と結婚し、精神的な安定をみたのもつかの間、浅沼稲次郎暗殺を題材にした「政治少年死す」を発表して右翼の脅迫に遭い、さらに脳に障碍のある男児・光が生まれ、彼ととも

    「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記
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    ustar 2023/03/24
  • 世間で人気が高いが私は乗れない映画 - jun-jun1965の日記

    凱旋門、望郷、用心棒、隠し砦の三悪人、ゴッドファーザー、仁義なき戦い(その他やくざ美化映画全般)、東京物語(小津映画全般)、理由なき反抗、ジュラシック・パーク、フォレスト・ガンプ、マディソン郡の橋、愛人、ポンヌフの恋人、バグダッド・カフェ、ファーゴ(コーエン兄弟全般)、西部劇全般、イージー・ライダー、ラスト・ショー、テルマ&ルイーズ、ヴェニスに死す、地獄に堕ちた勇者ども、卒業、ダンス・ウィズ・ウルブズ、気狂いピエロ(その他ヌーヴェル・ヴァーグ全般)地下鉄のザジ、僕のおじさん、ラストタンゴ・イン・パリ(ほかベルトルッチ全般)ペーパームーン、ブルジョワジーの秘かな愉しみ(その他ブニュエルはだいたい)アマルコルド、田園に死す、愛の嵐、ジョーズ、惑星ソラリス(その他タルコフスキー)羊たちの沈黙、幸福の黄色いハンカチ、地獄の黙示録、蒲田行進曲、戦場のメリークリスマス、ベルリン・天使の詩、北野武全般、

    世間で人気が高いが私は乗れない映画 - jun-jun1965の日記
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    ustar 2021/10/08
    隠し砦の三悪人あかんのにスター・ウォーズはええんや
  • 「創作か 盗作か 「大東亜共栄圏」論をめぐって」原朗 | 同時代社、2020・アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記

    ★3 その時点で言うべき (概略)十五年戦争について共同で研究していた原朗(1943-)は、小林英夫(1939-)が1975年に「大東亜共栄圏の形成と崩壊」(お茶の水書房)を出した時、自分が学会発表した論点が盗用されていることに気づいたが、沈黙を守り、原は東大名誉教授、小林は早大名誉教授になったが、30年も過ぎて原は2013年、70歳で東京国際大学を定年となった際、かつての盗用について語った。すると小林から名誉毀損で訴えられ、原が一審から最高裁まで敗訴したのであった。 (レビュー)最初に盗用された時点で学会に訴えるべきである。著者はそれをすれば学会は崩壊すると言っているが、すればいいではないか。そうやってことを荒立てないほうが無難に出世できますよという学問界の悪しき慣習が問題なのだろう。 (書いたのは下の部分とほぼ同様の内容だが、アマゾンは二日くらいして、これは載せられないと言って来たから

    「創作か 盗作か 「大東亜共栄圏」論をめぐって」原朗 | 同時代社、2020・アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記
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    ustar 2021/08/06
  • 小谷野賞 - jun-jun1965の日記

    2016年度小谷野賞 佐藤貴彦『STAP細胞 事件の真相』パレード 発掘特別賞 中原清一郎「生命の一閃」『新潮』1986年1月号 STAP細胞 事件の真相 (Parade books) 作者: 佐藤貴彦出版社/メーカー: パレード発売日: 2016/12/14メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る

    小谷野賞 - jun-jun1965の日記
  • 高橋昌一郎と左巻健男 - jun-jun1965の日記

    http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20160914 先ごろツイッターで、高橋昌一郎が『理科の探検』とかいう季刊雑誌に書いた文章を引いて私をバカにしたものが出ていて、その『理科の探検』のアカウントらしいものがそれをRTして「小谷野敦氏のレベル」とだけ書いた。 調べると、この『理科の探検』(rika tan)というのは、法政大教授の左巻健男という人が編集長である。図書館では新刊だからまだ中央から回ってこないし、駅前の屋にもない。そこでSAMA企画という方南町にある事務所らしいところへ電話をしたら、息子の左巻光晴という人が出た。だが、ツイッターアカウントのことは知らないと言う。この息子は41歳だというが、何をしている人なのかと不思議に思ったが、夜になれば左巻が帰ってくるのかと訊いたら、それはないと言う。そこで法政大のほうを調べると、学部から「教科教育センター」

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    ustar 2017/03/06
    プロはてなーの喧嘩的な何か
  • かぐや姫の物語 - jun-jun1965の日記

    小和田雅子の物語(『ユリイカ』2013年12月) 小谷野敦 私は今年五月に『高畑勲の世界』という薄いを青土社から刊行したけれども、これは、高畑に関するが日には一冊もないので、捨石になるつもりで書いたものである。だからこれを見て、こんなものなら自分のほうがいいものが書けると言って誰かが書いてくれたら嬉しいのである。 その中に、ポール・グリモーの『やぶにらみの暴君』に触れたところがある。『やぶにらみの暴君』は、フランスのアニメ作家グリモーが、友人のジャック・プレヴェールとともにシナリオを書いて作ったもので、学生時代の高畑を感動させたものだ。だが、グリモーが三年近く時間をかけたために、製作会社のジュモーは業を煮やし、それまで完成した部分だけで編集して上映してしまった。グリモーとプレヴェールはクレジットを拒否し、十数年かけて裁判を行って著作権を取り戻すのみか、世界中で『やぶにらみの暴君』のフ

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    ustar 2017/02/17
    是非反論なりさらに突っ込んだ議論をファンの人にして欲しい
  • ■ - jun-jun1965の日記

    ツイッターでどこかの学者らしい人が書いていた、子供向け伝記なのに野口英世の濫費を描いたものというのは、福和すみえ『この人を見よ!歴史をつくった人びと伝 野口英世』(ポプラ社、2009)であろう。なお表紙の著者は「プロジェクト新・偉人伝」で、福和の名は奥付に小さく出ているだけである。 「花の東京へ! めくるめく青春の日々」の章で、 しかし、このあたりから清作の生活に変化が出てくるのです。 始まりは、試験が終わってホッとし、ついネオンに目が行ったことでした。吸いこまれるように入った店では、夢のようなひとときが待っていました。初めて会う清作にやさしくしてくれるお姉さん。グラスに入ったお酒。(略)それからのことは…・・・、あまり覚えていません。気づけば下宿に転がっていました。ガンガンする頭で財布をのぞくと、なんとカラっぽ。 というあたりだろう。

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    ustar 2016/06/22
  • ■ - jun-jun1965の日記

    夏目漱石が「I love you」を「月がきれいですね」と訳せと言ったというのは都市伝説らしいが、これは長山靖生の『「吾輩はである」の謎』(文春新書、1998)に、 「漱石は、ある時、英語の授業でI love youを「我、汝を愛す」と訳した生徒に「馬鹿、そんな日語があるものか。これは“月が青いですね”とでも訳しておけ」と言ったという」 とある。 だがこれは、参考文献に、森田草平、松岡譲のものがあるので、そこに出ているのかもしれない、と思って探したがなかった。 飯間浩明氏が古い例としてあげているのは、つかこうへいと豊田有恒のもの。 https://twitter.com/iima_hiroaki/status/666799218237923328 つかのほうは、小田島雄志『珈琲店のシェイクスピア』(1978)での対談で、生徒が「愛してます」と訳したら、漱石がばかやろうと怒鳴りつけて、「

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    ustar 2016/06/09
  • 「魔王」の子供は病気か - jun-jun1965の日記

    ゲーテの詩にシューベルトが曲をつけた「魔王」は、学校の音楽の時間に教わるのでよく知られている。荒義剛(1920年- 、いわき短期大学教授)の『魔王異聞』(批評社、1992)には、この曲が、子供が熱病で死んだという通説に出会って著者が驚くというエッセイが表題作になっている。 私も、これは子供が病気で医者へ連れて行く途中だと思っていたが、そうではないらしい。荒は、シューベルトの訳詞で戦前から知られるO女史なる人がこれを「病める子供」と訳していた、と紹介している。ところが調べてみるとこれは緒園涼子という人で私は知らなかったが「りょうし」と読んで実は男であるらしい。

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    ustar 2016/05/18
  • 凍雲篩雪 - jun-jun1965の日記

    凍雲篩雪(50)小保方晴子『あの日』とマスコミ 小保方晴子の手記『あの日』(講談社)が刊行されたのは一月二十九日である。アマゾンレビューでは現在(三月二日)五〇〇を越えるレビューがつき、五点が三六三、一点が一三〇程度となっており、擁護派と批判派で激しい論戦がそのコメント欄で行われている。また「リテラ」でエンジョウトオルという人が、複数で研究していたのが、たまたま小保方が目立ったためスケープゴートにされたが、小保方が混入や捏造に加わっていないとは言い切れないと論じている。 小保方は若山照彦にハシゴを外されたと批判しており、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞の須田桃子も、報道被害というほどのひどい取材をしたと批判されている。 私は読んでみて、STAP細胞なるものがあるかどうかは分からないが、若山がろくに説明もせず逃げているのは確かだなと思ったし、小保方がスケープゴートにされたというの

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    ustar 2016/04/26
  • 「コチコイ」の謎 - jun-jun1965の日記

    アガサ・クリスティの『エッジウェア卿の死』(福島正実訳、ハヤカワ文庫)に、こんな一節がある。 「彼は恥ずかしがり屋なのよーーコチコイで、うまを合わせていくことの難しい人だけど」 「コチコイ」 なんだこれは。そこで蕗沢忠枝訳『エッジウェア卿殺人事件』(新潮文庫)で当該箇所を見ると、 「あの方は、はにかみやだと思いますわ。ぎごちなくて、少しおつき合いしにくい方ね」 とある。「ぎごちない」を「コチコイ」と言うのか。「コチコチ」の誤植? どこかの方言?

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    ustar 2016/03/23
    気になる
  • 小畑峰太郎とは誰ぞ - jun-jun1965の日記

    『新潮45』の3月号に、小畑峰太郎が小保方晴子を罵倒する記事を書いている。「味噌汁で顔を洗って出直してこい」というえらい下品なシロモノだ。 はてな? 小畑といえば、『STAP細胞に群がった悪いヤツら』という、同誌に連載したものをまとめた著作を出して、理研は小保方をスケープゴートにした、と書いた人である。それがなんで突然、小保方罵倒になるのか。 だいたいこの小畑という人の履歴は、1960年札幌生まれ、慶大文学部卒、編集者をへてライター、とあるが、2014年に同誌に書き始めるまで記事がなく、54歳になってライター転身、単著も一冊だけというよく分からん人で、実在を疑う人もいる。 それで、『STAP細胞に群がった悪いヤツら』を読んでみると、若山照彦に対しては妙に追及が甘いのである。大和、笹井、野依といった理研の面々は「悪いヤツら」に入れているが、若山は「理研からハシゴを外された」「最初からES細胞

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    ustar 2016/02/20
  • 小谷野賞 - jun-jun1965の日記

    2015年度小谷野賞 ・飯田章『破垣』(やれがき)幻戯書房 ・島理生『夏の裁断』文藝春秋 発掘特別賞 ・ふくださち『百色メガネ』河出書房新社、1980年(文藝賞受賞作)

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    ustar 2016/02/13
  • ■ - jun-jun1965の日記

    けらえいこの『あたしンち』が昨年終わっていたことを今知ったのだが、なぜかうちで読売新聞をとっていたことがあり、1997年ころか、弟のユズヒコが、日曜日に頭がぼうっとして、町へ出て友達に会うとそのぼうっがとれて、ぼうっとするのは寂しかったからかもしれない、と思う回があった。私にはこれはあるある、なのだが、日曜日の頭ぼうは心理学・生理学的に説明されているのだろうか。

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    ustar 2016/01/25
  • グレーヴズのナウシカ - jun-jun1965の日記

    ナウシカといえば『オデュッセイア』で、オデュッセウスが流れ着いたスキラ島のお姫様である。『エレホン』という近未来小説を書いたサミュエル・バトラー(17世紀にもサミュエル・バトラーという作家がいるので、区別のため「サミュエル・エレホン・バトラー」などと言われる)は、『オデュッセイア』の作者は女であり、このナウシカであるとして『オデッセイの女作者』(1897)を書いた。 https://en.wikisource.org/wiki/The_Authoress_of_the_Odyssey あまり学者からは相手にされていないようだが、詩人ロバート・グレイヴズはこれに基づいて、『ホメロスの娘』(1955)という小説を書いた。 Homer's Daughter (Penguin Modern Classics) 作者: Robert Graves出版社/メーカー: Penguin発売日: 2012/

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  • たり〜たりの神話 - jun-jun1965の日記

    学校文法でもNHKでも、「昇ったり降りたり」のように、「たり」は繰り返さなければいけないとされ、「友達と遊んだり買いいをして」とするのは間違いだとされている。しかし円地文子の「二世の縁 拾遺」には、「女の家のの額ほどの畠を定助がせっせと耕したり鍋釜を裏の流れで洗っているのを見るようになった」とある。 上田万年の娘で藝術院会員で文化勲章で『源氏物語』を現代語訳した円地文子が間違うであろうか。私はこの「たり〜たり」は、かつての「全然」は打ち消しをともなう、と同じような神話なのではないかと思うのである。そのことを調べるためには近代日の文章をよく調べないといけないのであるが。 - http://okwave.jp/qa/q8697316.html 小野小町の「花の色は移りにけりな」の歌についてこの人は「心変わり」ではないかと考えているのだが、田中喜美春の『小町時雨』(1984)ではこれが小野

    たり〜たりの神話 - jun-jun1965の日記
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    ustar 2016/01/21
    たりは二つ並べるべしというのは少し怪しんでいたけどわざわざ調べていなかったので気になる
  • ■ - jun-jun1965の日記

    ヘレン・ケラーを描いた「奇跡の人」の題名はサリヴァン先生のことなのだが、あの戯曲はヘレン・ケラーについての誤解を広めている。その最たるものが、サリヴァン先生から手にざぶざぶ水をかけられて、初めてものに名前があることを知って「ウォーウォー」と発音したという話で、だいたい聞こえないヘレンがいくらサリヴァン先生が「ウォーター」(アメリカではワーラー)と言っていたって聞こえるはずはないし、自分が発音したのだって聞こえないのである。自伝を読んだらちゃんと、失明失聴する前に「ウォーウォー」=水だけは知っていて、それを思い出したのだと書いてある。 サリヴァン先生が来た時には、ただ暴れ回るだけの子供だったというのも嘘で、ヘレンはものすごく頭のいい子であったから、そんなことはなかったのである。 そういう歪曲は映画になり、『ガラスの仮面』で広まりしている。『ガラかめ』といえば、「狼に育てられた少女」ってのも結

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    ustar 2016/01/08
  • ■ - jun-jun1965の日記

    2007年から09年まで「見てハッスルきいてハッスル」というNHK教育テレビ番組を観ていたのだが、発達障害児向けの番組だと聞いたけれど、特段そういう感じはなく、花影流忍者のあやめ(中津真莉子-現在は中津真莉)とたけちよ(毛利大亮)、月影流忍者のツバサ、アカネ、レンの男二人女一人の子供が対決する趣向だった。 中津真莉子は「フェアリーセクターテントー」に出ていた女優で、女王様的な声がよく、劇中では優秀なくノ一、対してたけちよはずっこけ忍者で、あやめがかげまるをバカにしながら戦うあたり、妙に大人の鑑賞に耐えていた。 未来から来たおばあさんあやめが、今のたけちよから、未来の俺はどうなってるの、と訊かれて「知らないほうがいいこともあるのよ」と答え、「さて早く帰らないとたけちよ爺さんが寂しがる」などと思わせぶりなことを言って去る回もあった。 番組の最後はあやめとたけちよのかけあいで、だいたいたけちよ

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    ustar 2015/10/20
    子供が大変だった時期なのでこの番組見てました
  • 正かな正漢字で書かないわけ - jun-jun1965の日記

    http://yondance.blog25.fc2.com/blog-entry-4227.htmlの山」の土屋君が私の恥ずかしかった話を書いてくれているから、サービスしてもう一つ恥ずかしかった話。 私が進学した大学院は「右翼」教授が牛耳っており、中に小堀桂一郎先生がいた。小堀さんは正かな・正漢字を使えと言う人で(なおこれを旧かな旧漢字と呼ぶのは間違いである)、私はこれに媚びようとして、比較文学では入試の時に20枚ほどの小論文を提出するのだが、それを正かな正漢字で書いて出した。それだけでも恥ずかしいのだが、レポート類でもこれをやって、阿部良雄先生にもそういうレポートを出した。 しかも私はその頃西部さんに心酔していて、西部さんと一緒に朝日新聞で書評委員をしていた中沢新一のひらがなだらけの文章をかっこいいと思っていたから(もうめちゃくちゃ恥ずかしい)、そういう文体で書いて出した。すると

    正かな正漢字で書かないわけ - jun-jun1965の日記
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    ustar 2015/08/24
  • 新刊です - jun-jun1965の日記

    このミステリーがひどい! [ 小谷野敦 ] ジャンル: ・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 文学 > 戯曲・シナリオショップ: 楽天ブックス価格: 1,620円訂正 訂正した索引:http://www.asukashinsha.co.jp/files/index_m.pdf p23「操作方法」→「捜査方法」 p34「天地茂」→「天知茂」 p37「保護司」→「弁護士」 p48「そして誰もいなくなった」はアメリカ版の題 p52 ノン・ノベルは73年創刊なので祥伝社の箇所削除 p65 注の中井英夫の没年は「九三」 p118「角川文庫から出ていた。日で出ているのは英訳からの重訳・・・」→「角川文庫から、英訳からの重訳が出ていた(二〇一三年から原典からの新訳も出ている) p130『ABC殺人事件』→『僧正殺人事件』 p136「兵卒の鬣」→「兵卒の鬃」 p165「唯一の長編らしい」→