大津市の男子中学生の自殺問題をきっかけに再びいじめの根絶が叫ばれている。つらつら思うに、いじめのない学校なんてできっこない。できたとしても恐らくどこか不健全だろう。 大人の世界に目を転じれば、職場でのパワハラやセクハラは後を絶たない。そんな大人が偉ぶって子どもの世界のいじめの追放を訴えたって、子どもは見すかしていて白けるだけだ。 教育行政の親分の文部科学省がいじめ問題専門チームを作るそうだ。もはや配下の教育委員会やその子分の学校は頼りなくて任せておけないらしい。子分の手に負えないいじめがあると親分が出張る。さて責任はどっちが取るのかしら。