宇和島地区広域事務組合消防本部(愛媛県宇和島市)の救急車が9月、鬼北町で出動中に乗車定員を超えて走行していたことがわかった。道交法(定員外乗車)に抵触するが、消防本部は「山間部の狭い道での搬送で仕方なかった」と釈明。外部からの指摘を受け、今月11日になって警察に報告した。 消防本部によると、急病人の通報を受けた9月14日、鬼北消防署から救急車が出動。救急隊員4人と急病人、関係者の計6人が乗った救急車(定員7人)に、ドクターヘリの医師1人と看護師2人が合流し、定員を2人上回る状態で約10分間走行したという。
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