物価高騰が続く中、これからの季節に定番の鍋料理を提供する飲食店の中には、本格的な冬入りを前に、すでに去年よりも価格を値上げしたところもあります。 東京 墨田区のちゃんこ鍋の店では このうち東京 墨田区の鍋料理の専門店では、旬の魚介や肉と野菜を特製のだしで煮立たせる、ちゃんこ鍋が看板商品ですが、ことしに入って食材の仕入れ値が全体で1割以上、上昇しました。 特に、魚介類は燃料費の高騰に不漁が重なり、仕入れを行っている豊洲市場によりますと、先月下旬のさけの値段は、去年の同じ時期より36%値上がりしたということです。 さらに、店自慢のつみれに使用するいわしやエビのほか、だしに使う鶏ガラも、去年より仕入れ値が上がっていて、店はことし9月、6年ぶりに鍋の1人前の価格を、税込みで3300円から3630円へと、1割値上げしました。 店では、去年とおととしは、コロナ禍で客の入りが低調だったため、この冬に期待