地球温暖化防止やごみ減量化対策などを目的に川口市内で実施している「レジ袋無料配布中止」の取り組みで、協定参加店舗の一つ「サミットストア川口赤井店」が売り上げ減を理由に三月二日で「レジ袋有料化」を一時中止すると十七日、明らかにした。 取り組みは、昨年七月三十日、同市内十二事業者と市民五団体、市の三者で協定を締結。同十一月十日から市内大型スーパー十九店舗で、レジ袋を一枚五円程度で販売。マイバッグ持参者にはエコポイントのサービスなどを各店で実施している。 市の昨年十二月の発表によると、無料配布を中止した十一月十日から三十日までの集計で、マイバッグ持参のレジ袋辞退率は約80%、削減枚数は約百二十五万枚余りと順調な滑り出しだった。しかし、「サミットストア川口赤井店」は、有料化(一枚三円)直後から市内で有料にしていないほかの既存店(二店舗)と比べ、6%売り上げが減ったという。 広報室は「6%の売り上げ