今月10日、日本航空の副操縦士から乗務前の検査でアルコールが検出され、乗務を交代していたことが分かりました。 国の基準ではアルコールがわずかでも検出された場合、乗務が禁じられていて、会社によりますと、乗務前の検査で副操縦士の呼気から1リットル当たり最大で0.09ミリグラムのアルコールが検出され、乗務を交代しました。 会社の聞き取りに対して、副操縦士は「乗務当日の午後2時ごろの昼食の際に、滞在先の鹿児島市内のホテルでコップに注いであった日本酒を1口、30から50ミリリットル程度を水と誤って飲んでしまった」と話しているということで、会社が詳しい状況を調べています。 日本航空は「このような事態を再び引き起こしてしまい深くおわび申し上げます。飲酒事案の再発防止に取り組んでいますが、いまだ根絶に至らない事情を重く受け止め、引き続き全社を挙げて再発防止の徹底を図ります」とコメントしています。 11日、