【読売新聞】 2011年3月11日、福島県で東日本大震災に遭ったサッカー少女たちがいた。Jヴィレッジ(福島県広野町、楢葉町)を拠点にしていたJFAアカデミー福島の選手たちだ。震災と東京電力福島第一原発事故の影響で練習環境を失いながら
![原点は福島…被災バネに成長したヤングなでしこ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8699955de39e91d809df80dfa25c8813aea2f39f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2019%2F02%2F20170309-OYT8I50036-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
(株)日本フットボール・ヴィレッジの取締役統括部長の小野俊介氏。震災当時はマリーゼのGMとしてJヴィレッジに勤務していた 【宇都宮徹壱】 今年も「3.11」の季節がやってきた。「震災とサッカー」という切り口で言えば、被災地のクラブとして全国的な注目を浴びたベガルタ仙台、消滅の危機を乗り越えてJクラブとなった福島ユナイテッドFC、そして被災者に寄り添い続けてきたコバルトーレ女川など、カテゴリーを超えてさまざまな「物語」が紡がれてきた。その一方で、同じく被災地を本拠としながら、ほとんど語られてこなかったクラブも存在する。震災当時、なでしこリーグに所属していた、東京電力女子サッカー部マリーゼ(以下、マリーゼ)である。 マリーゼの前身は、1997年に宮城県で設立されたYKK東北女子サッカー部フラッパーズ(のちにYKK AP東北女子サッカー部フラッパーズに改称)。2004年にチームは東京電力に移管さ
決定的なピンチは、予想以上に早くやってきた。 前半2分、左サイド後方からゴール前にクロスが上がる。ベガルタ仙台レディースの川村優理がタイミング良く飛んで競り勝ち、ゴール真正面で完璧に合わせた。 決まったーー。 そう確信した次の瞬間、枠を捉えたボールは浦和レッズレディースの守護神、平尾知佳の大きな手で弾き出された。 7月31日に行われたリーグカップ9節。浦和レッズレディース(以下:浦和L)は、ベガルタ仙台レディース(以下:仙台L)をホームに迎えた。 仙台Lは高さと身体の強さを備えた経験豊かな選手が多く、パワーとスピードを生かした縦に速いサッカーを得意とする。この日の先発メンバーでも、165cmを超える選手が6人いた。一方、今季の浦和Lは10代から20代前半の若手選手がほとんどで、豊富な運動量を持ち味とし、小柄だがテクニックに長けた選手が多い中盤の展開力も特徴だ。 浦和Lは仙台Lとの対戦では球
1/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/241/24ギャラリーページで見る なでしこジャパンの生命線ともいえる守備の連動、連係が機能しませんでした。DFライン、ボランチ、前線の3ラインの間隔が空きすぎるときがありました。 ロングボールを多用する豪州を警戒してDFラインを押し上げられなかったのかもしれませんが、なでしこは守備から攻撃へとリズムを作るチームだけにボールが奪えないと持ち味が半減します。守備の陣形が整っているときでもボールの奪い所が明確ではなく、奪ってから縦に速い攻撃を仕掛けても味方につながりませんでした。
12月特集 アスリート、現役続行と引退の波間 (14) 山郷のぞみ(ASエルフィンさいたま)が今シーズンでピッチを去った。 日本女子代表として96試合、なでしこリーグでは前人未到の326試合ゴールを守り抜いた。高校からサッカーを始めた遅咲きながら、1997年に代表入りを果たす。しかし、2000年のシドニーオリンピック出場は逃した。その後訪れた日本女子サッカーの低迷期を支えたが、北京オリンピックメンバーから落選するなどの苦労も経験。そこを乗り越え、再びドイツワールドカップで代表に選出され、世界制覇――本当に多くの試練が山郷を待ち受けていた。 女子サッカー界の低迷期を支え、絶対的な守護神だった山郷のぞみ 選手ひとりひとり、それぞれの色があり、それがまた見るものを惹きつける。それでも、彼女が歩んだ道はとりわけ多くの彩(いろど)りに満ちていたように思う。 最後のゲームとなったのは12月14日、皇后
プレナスなでしこリーグ・エキサイティングシリーズで浦和レッズレディースが5年ぶり2度目(さいたまレイナス時代は含まない)となる優勝を飾った。 5年ぶりの優勝に笑顔の浦和レッズレディース 最終節を残して2位・日テレ・ベレーザとの勝ち点差は3。得失点差が8あることから、引き分け以上で文句なしに、負けても大量失点さえしなければ逃げ切れるという優位な立ち位置にあった浦和。ホームである駒場スタジアムには約6000人の観客が足を運んだ。対するはエキサイティングシリーズ(※)第6節以降3勝1分と好調なアルビレックス新潟レディース。トップにはスピードと強さを兼ね備えたティファニー・マッカ―ティーがいる。怖い相手だ。 ※レギュラーシリーズ上位6チームの2回戦総当りで10節を戦う 立ち上がりこそ、新潟に押されるも、徐々に主導権を握り返した浦和は左サイドからMF和田奈央子、FW大滝麻未が、右サイドではMF堂園彩
日本代表戦の観戦ルール&マナー 下記にご注意の上、ご来場・ご観戦くださいますようお願い申し上げます。 1.スタジアム入場時のご注意 (1)正当な入場券を持たずに入場することはできません。 (2)未就学児は、大人1名につき1名まで無料で入場可能です。ただし、ご観戦は大人のひざの上での観戦となります。 (3)動物(身体障がい者補助犬を除く)を連れてのご観戦はできません。 (4)入場口では手荷物検査にご協力ください。 2.スタジアムへの持込み禁止物 (1)ビン、缶、ペットボトル(中身は入場ゲートにご用意する紙コップに移してご入場ください。なお、水筒の持ち込みは可能です) (2)ガスホーン、レーザーペン、ホイッスル、ブブゼラ等、競技の進行を妨害するおそれのあるもの (3)発煙筒、爆竹、花火、その他の危険物又はそれに類するもの (4)紙吹雪、紙テープ、風船 3.スタジアムへの持込み可能物 (1)カメ
現役時代、その対人の強さから「なでしこの屋台骨」と評されたDFが、指導者の道を歩み始めている。サッカーの日本女子代表として2011年のワールドカップ(W杯)優勝など数々の栄光に輝いてきた矢野喬子さん(29)。ことし3月に神奈川大女子サッカー部のコーチに就き、選手とともに母校のグラウンドを駆けている。 「さあ、声出していこう」。土砂降りの雨の練習場に元気な声が響く。雷が落ちて練習が中止になると、グラウンドの水たまりにヘッドスライディング。現役時代と変わらず、無邪気に部員に接している。 「夢は花屋さんか、ケーキ屋さんになることだった」。そんな少女が5歳上の兄の影響でサッカーを始め、神大時代に代表に選出。以降もなでしこの一員として歩みを続けた。だが、11年のW杯ドイツ大会優勝に輝く時まで、サッカーで暮らしていくことなんて想像していなかった。 どちらかというと消極的で人見知り。「高校時代に仲
元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)で、昨夏のロンドン五輪に出場するなど数々の国際舞台で活躍した横浜市出身の矢野喬子さん(28)が現役を引退し、母校・神奈川大学の女子サッカー部コーチとして始動した。指導者として新たなスタートを切り、「大学サッカーを通じて、女子サッカー界全体のレベルアップを図りたい」と意気込んでいる。(森田将孝) 矢野さんは神奈川大在学中の2003年6月に、アジア女子選手権で日本代表に初招集され、以後、アテネ五輪や、優勝した11年の女子ワールドカップドイツ大会などに出場した。 ただ、昨夏のロンドン五輪では控えに回ることが多く、出番が回ってきたのはグループリーグF組の最終戦。南アフリカを相手に左サイドバックとしてフル出場し、ねばり強い守備で無得点に抑えたが、「久しぶりの試合で筋肉が固まってしまい、思ったようなプレーができなかった」。それ以降の決勝トーナメントでは出場機会
サッカー女子の元日本代表で、今春から神奈川大学の女子サッカー部を指導する 矢野喬子(きょうこ)さん 六浦在住 28歳 引退後もサッカーと共に 〇…サッカー女子日本代表で74試合出場、2007年なでしこリーグ新人賞、6年連続同リーグベストイレブン――輝かしい経歴を持ちながら、「強い気持ちを維持できなくなった」と今年1月、現役生活にピリオドを打った。今春から母校・神奈川大学に事務職員として採用され、女子サッカー部の指導にあたる。「日本は欧米に比べ、まだまだサッカー人口が少ない。指導者のひとりとして選手層の底上げをしていけたら」と話す。”なでしこブーム”の立役者の一人が、新たな一歩を踏み出した。 〇…サッカーをしていた兄の影響か、ものごころがつく頃はすでにボールと親しんでいた。小学1年生から地元六浦のアローズSCに参加。女子はチームに自分1人だけだったが、「スピードもテクニックも男子に負けたこと
サッカー女子ロンドン五輪アジア最終予選のタイ戦に出場した矢野喬子さん(中国・山東省済南で。2011年9月1日) 元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)で、昨夏のロンドン五輪で銀メダルを獲得するなど活躍した横浜市出身の矢野喬子(きょうこ)さん(28)が、4月から母校の神奈川大学の職員として採用されることになった。同大の女子サッカー部のコーチにも就任する予定で、指導者として後進の育成にあたる。(森田将孝) 矢野さんは横浜市出身。主にディフェンダーとして横須賀シーガルズFC女子や湘南学院高校などでプレーした後、神奈川大に進学。2007年には、なでしこリーグの浦和レッズレディースに入団して守備の要として活躍し、09年のリーグ優勝に貢献した。リーグ通算111試合に出場した。 大学在学中の03年にはワールドカップ(W杯)米国大会、04年にはアテネ五輪にも出場し、大学生の日本代表選手として注目された
◆対戦カード 準決勝: 伊賀FCくノ一[ホーム側] VS ジェフユナイテッド千葉レディース[アウェイ側] INAC神戸レオネッサ[ホーム側] VS 浦和レッズレディース[アウェイ側] 決勝: 神戸と浦和の勝者[ホーム側] VS 伊賀と千葉の勝者[アウェイ側] ◆期日 準決勝:2012年12月22日(土) / 決勝:2012年12月24日(月・祝) ◆会場 NACK5スタジアム大宮 ◆席割図 ◆使用門・待機列 各入場ゲートにお並びください。 ※ホーム側:1ゲート、アウェイ側:3ゲート、 バックスタンド側:1・3ゲート、メイン側:2ゲート ◆スケジュール ◇12/22準決勝 8:00 待機列整理(予定) 9:30 当日券販売開始(予定) ※早まる可能性あり 10:00 開場(予定) ※早まる可能性あり ※各門同時開場を予定しております。 ※開場後、コンコース規制を行う可能性があります。 ◇12
■佐々木「30年の歴史の積み重ねの結果」 小倉 おととい(9日)の表彰式で佐々木監督が最優秀(女子)監督、そして澤さんが最優秀(女子)選手に選ばれて、そして(日本サッカー)協会がフェアプレー賞をいただきました。バロンドールは8つのアワードがあるんですが、そのうち3つを日本がいただけたというのは、大変うれしい名誉なことだと思います。 佐々木監督と澤さん、監督と選手の受賞というのは、本当に2人にはおめでとうと申し上げたいです。日本はおろかアジアで一度ももらったことのない賞でして、表彰式にアジアの人たちもたくさん来ていたんですけど、皆さん「アジアの名誉だ」と大変喜んで下さいました。それも大変うれしいことだし、アジアも南米やヨーロッパの仲間入りができたひとつの証拠だと言うことができると思います。 フェアプレー賞については、皆さんにご案内したとおり、日本は一度もらっています。2002年のワールド
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