東日本大震災の発生から11日で2年5か月となります。 宮城県石巻市の海岸では、全国から集まったボランティアが行方不明者の捜索を行っています。 東日本大震災では、東北地方を中心に1万5883人の死亡が確認されたほか、2656人の行方が今も分かっていません。 このうち、1299人が行方不明になっている宮城県では11日、石巻市の北上町十三浜の海岸で、全国から集まったおよそ60人のボランティアが捜索を行っています。 中には、夏休みを利用して関東や関西などから駆けつけた中学生や高校生もいて、厳しい日ざしが照りつけるなか、手で石を掘り返しながら捜索に当たっていました。 そして浜辺に花を供えて線香をあげ、全員で手を合わせて犠牲者を悼んでいました。 札幌から参加した20歳の男子大学生は「手がかりにつながるものが1つでも見つかればと願いながら捜しています」と話していました。 ボランティアグループによりますと