インド・ハイデラバード(Hyderabad)のインダス川(Indus River)の川岸で、体の一部が麻痺した子どもを埋めて見守るパキスタンの女性(2009年7月22日撮影)。(c)AFP/Yousuf NAGORI 【7月23日 AFP】アジア各地で皆既日食が観測された22日、インド・ハイデラバード(Hyderabad)のインダス川(Indus River)の河原で、体の一部が麻痺(まひ)したわが子を首まで泥の中に埋める親たちの光景が見られた。 この親たちはパキスタン人。パキスタン南部シンド(Sindh)州では、日食が様々な病気を抱えた人々に特別な治療をしてくれると信じられているのだ。 ハイデラバード(Hyderabad)南部の川岸では、少女2人と少年1人が90分間、首まで埋められた。傍らでは宗教指導者アリフ・シャー(Arif Shah)師がコーランを朗読した。 「日食の時はいつも、ハイ
![「埋めれば治る」、パキスタンで信じられている日食の不思議な力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/85aca4ba504cf22e3eb3bccee759bf2141a09b75/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fc%2F1000x%2Fimg_8c0d9befc57363e18a26314432a79b53315593.jpg)