新型コロナウイルスの影響で、苦境に立たされているアパレル業界。昨年末から年明けにかけての暖冬で苦戦していたところに、外出自粛が直撃した。 5月15日には、「ダーバン」「アクアスキュータム」などのブランドを展開する老舗・レナウンが民事再生手続きを開始した。業界大手オンワードホールディングスは、国内外の約700店舗の閉店を決定。2021年2月期までの間に、さらに約700店舗を追加で閉店することを発表した。 サンエー・インターナショナルは、1991年から続いた人気ブランド「ナチュラルビューティー」を終了。ストライプインターナショナルも、長年10〜20代前半の女性向けの主力ブランド「イーハイフンワールドギャラリー」を終了する。 主な売り場となるファッションビルや百貨店の営業自粛に加え、長引く外出自粛ムードや在宅勤務の広がりにより、消費者の「装い」への意識が大きく変化したことも、多くのアパレルが苦戦
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→ 近年見聞きすることが増えた「サーキュラーエコノミー」とは、「サーキュラー」=「循環」する経済、のこと。 これまでは捨てられていたものを「資源」として社会の中で循環させるために、設計やデザインから製品づくりを見直すことや、従来のサプライチェーンの再構築、化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトなど、私たちが迎えるこれからの未来を見据え整理された新しい経済モデルです。 従来の大量生産・大量消費を是としていた世界では、GDP(国内総生産)というものさしで短期的な経済成長が偏重される傾向がありましたが、そこでは長期的視点が欠如し、環境負荷や廃棄物が地球や人間の活動に与える影響が蔑ろにされがちでした。サー
Go Toキャンペーンの「ある噂」 5月下旬、世界各地でSNSを通じて、ある情報が駆けめぐった。筆者のもとにも複数の国の在住者から問い合わせがあったが、それは「日本政府が外国人の旅行費用の半額を負担するというが、本当か」というものだった。 内容をみるかぎり、情報の出どころは日本の英字紙のようだった。 すべての都道府県で緊急事態宣言が解除された5月25日、政府は観光業や飲食業の需要喚起策「Go To キャンペーン」を発表した。約1兆7000億円の予算を割り当て、7月下旬から「県内の移動を対象」に、そして8月以降は「県をまたぐ移動も含めた全国を対象」に、国内旅行の代金の半額を補助(1泊あたり最大2万円)したり、飲食店向けのプレミア付き食事券を発行するなどの内容だ。 英字紙の記事は、5月20日の日本政府観光局(JNTO)の定例会見で、今年4月の訪日外国人数が前年同月比99.0%減の2900人とな
きっと、忘れてしまう。 書きとめておかないと、考えたことは、あっという間に流れていってしまう。だから僕はここに文章を書いている。読むのは1ヶ月後、1年後、10年後の自分を想定している。 新たな習慣が生まれ、それが、少しずつ過去を古くしていく。ニュー・ノーマルが訪れるときに、過去の価値観の何を捨てていくのか。変えずに持っておきたいものは何か。それを取捨選択する時間が今だ。 この2ヶ月くらい、僕は繰り返し、そのことを考えている。 僕の生活は大きく変わった。電車には乗らなくなった。ライブには行かなくなった。取材や打ち合わせはオンラインで行うようになった。4月に入って緊急事態宣言が発令されてからは、犬の散歩や買い物以外はほとんど外出せず、自宅で過ごすことが増えた。 新しく始めたこともいくつかある。 ストレッチや筋トレを日常に取り入れるようになった。自宅の近くの多摩川の河原をランニングするようになっ
新型コロナウイルスのパンデミックにともなう不況からの回復の兆しについて尋ねられたあるメディア幹部は、ため息をつき、あるストラテジストから聞いたという決まり文句「株式市場はV、企業はU、人はL」を繰り返した。多くのメディア企業においてこの通りになりつつある。 新型コロナウイルスのパンデミックにともなう不況からの回復の兆しについて尋ねられたあるメディア幹部は、ため息をつき、あるストラテジストから聞いたという決まり文句「株式市場はV、企業はU、人はL」を繰り返した。多くのメディア企業においてこの通りになりつつある。今回の危機は、メディアビジネスと業界全体を劇的に再編しつつある。たいていは彼らの意に反して。 多くの企業は依然としてサバイバルモードにある。危機が去った先を見越すという考え自体が贅沢だ。終わりが見えないまま数週間が過ぎ、V字回復の期待は薄れて、将来の展望は不透明だ。いまでは「ゾンビ経済
※本記事は IDEAS FOR GOOD Business Design Lab のニュースレター4月号でお送りしたIDEAS FOR GOOD編集長コラムの内容を一部編集のうえ掲載したものです。 世界中で猛威をふるい、私たち人類を終わりの見えない恐怖と不安に陥れている、新型コロナウイルス。IDEAS FOR GOODではこれまでにも #ShareTheLightSide を合言葉に、未曽有のパンデミック状況下においても希望を捨てず、コロナと立ち向かっている素敵なアイデアを世界中から集め、ご紹介してきました。 新型コロナウイルスがいつ収束するのか、今のところそれは誰にも分かりません。4月15日には、断続的なソーシャルディスタンシングの必要性は2022年まで続くかもしれないというハーバード大学の研究も出ています。とても不確実な未来が私たちを待ち受けていますが、一つ言えることは、現在も含めてコ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く