ポストコロナ時代の新たな指針、「ニューノーマル」とは何か。各界の有識者にインタビューをしていくシリーズ。今回は、独立研究者で著作家の山口周さん。 2019年に出版した『ニュータイプの時代』で、自由で直感的でわがまま、好奇心の強い人材をニュータイプと位置付け、これまで社会から否定されてきたニュータイプの思考法こそ、変化の激しい時代には重要だと指摘した。 そして今、コロナ危機によって価値観の変化が加速し、仕事そのものの定義も変わろうとしている。山口さんにこれからの仕事をどう捉えればいいのか聞いた。 ——コロナをきっかけに「そもそも仕事とは何か」を考えた人は多いと思います。 例えば、社会に必要不可欠な仕事に従事する人という意味でエッセンシャルワーカーという存在が注目されました。必要不可欠な仕事なのに、総じて低賃金のことが多く、今回感染のリスクにも晒されました。 一方で、高給取りと言われる仕事の多
驚異の15.4%増! 驚きの業績発表だった――。 新型コロナウィルスの影響を、最も強く受けた業界の一つが外食産業だった。ところが、多くの外食店がそもそも営業もできず、大手チェーンが壊滅的な業績を記録する中で、日本マクドナルドホールディングスがほとんど一人勝ちともいえる好業績を記録した。 同社が2020年5月7日に発表した4月の前年同月比の経営実績は、客数こそ18.9%の減少であったものの、客単価が31.4%増加し、結果として売上高は6.5%の増加だった。 しかし躍進はこれにとどまらず、続けてさらに驚くべき数字が発表される。6月に入って発表された5月の売上高は、なんと前年同月比で15.4%のプラス。客数は20.7%減だったが、それを補ってあまりある「客単価45.3%増」という驚異的な数字を叩き出したのである。 これは、他のチェーンが店舗を閉めているなかでマクドナルドだけが自粛もせず営業してい
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