米Georgia Institute of TechnologyとカナダLaval Universityは、口の中で舌を動かして操作することができるUIとセンサ技術「iTDS(intraoral tongue drive system)」を開発した。2012年2月20日から米国で開催中の「ISSCC 2012」で論文を発表したほか(論文番号:6.8)、会場内の「ADS(academy demonstration session)でも実演した。 TDSは四肢に障がいを持つ人々に向けた技術である。ユーザーの舌の表面に取り付けた磁石の位置を、磁気センサのアレーで読み取る。舌の動きにジェスチャーとして意味を割り付け、マウスなどのポインティング・デバイスやキーボード入力の機能を果たす。