Introduction Second Opinionではここしばらく、Atmelの8bit MCUを搭載したArduinoという開発ボードで色々やらせていただいているが、世の中に開発ボードはArduinoだけという訳ではない。というよりも、主要なMCUベンダーはみな数種類の開発ボードをリリースしており、MCU自身の評価や製品のプロトタイピング製造、どうかすると最終製品への搭載まで幅広い用途に使えるように配慮している。 ただこうした目的そのものは一緒であっても、それを実現するための環境は各社各様であり、ソフトウェア開発環境(コンパイラやIDEのみならず、ローダやデバッガを含む)やハードウェア環境(プロトタイプボードにどんなMCUとどの程度の周辺回路を搭載し、どの程度の周辺回路をどんなオプションボードで提供するか)は各社大きく異なっている。 NXP Semiconductorが提供する「mb
マイコン評価ボード「mbed」、高速プロトタイピングがなぜ可能なのか(前編)の続き。 プログラムを作って簡単さを体感 mbedが気軽に、そして簡単に使えるものであることは十分説明した。これ以降では、実際にmbedで動作するプログラムを作り、いかに簡単かをお見せしたい。 図2はmbedの開発環境にアクセスし、画面の左上にある「New」ボタンを押して新しいプログラムを作る準備をしたところだ。図中のソースコードは自動的に挿入されたものである。 これは単純にLEDを点滅させるプログラムだ。「DigitalOut」クラスによって、このプログラムが簡潔になっていることが分かる。DigitalOutはmbedの標準ライブラリに存在するクラスだ。このクラスはmbed基板上のLEDや端子を指定して使うことができる。この例では「DigitalOut myled(LED1)」となっており、初期化子としてLED1
そんなに記事があるわけじゃないんですが、mbedで検索してこられる方が多いみたいなので、mbedのカテゴリを作りました。 mbed.orgの中の私の公開ページはこちらになります。 公式サイトにmbedの動作クロックが書いてないような気がするので調べてみました。 mbedはNXPのLPC1768というARM Cortex-M3をCPUとして使っています(NXPのユーザーズマニュアル pdf)。 mbedの回路図(pdf)を見ると12MHzがX1に入力されています。この12MHzをPLLで逓倍してメインクロックとして使っています。 ユーザーズマニュアル(以下umと略記)のp.37にPLLの出力周波数の式が書いてあります。 (1) Fcco = (2×M×Fin)/N FccoはPLLの出力周波数 MはPLL0CFGのMSEL0フィールド+1 NはPLL0CFGのNSEL0フィールド+1 Fin
裏は、思ったより部品が並ぶ 回路図には表記されていないが左の大きなICは、 CPUとUSBのI/Fを制御している? USBから見えるメモリはDataFlashで構成されていると思われる クリックすると判明しているICを表示 LPC1768 ----- 概要 <初めに> 秋月電子通商から「mbed NXP LPC1768評価キット」が発売されたのを知り、少し調べたら色々とユニークな点がありました。 早速、本日(3月6日)午後に、雨の秋葉原に行って購入してきました。 当初、店には在庫が無く、4時頃まで待てば次のロットが到着するとのことだったので予約して時間つぶししながら何とか入手して帰ってきました。 購入動機は下記のように、いくつかあります。 豊富な周辺モジュール → USB、CAN、Ethernet、I2C、SPI、UART、ADC、DAC等々 →CANとUSBの両方を持っている点が私には魅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く