クラステクノロジーが今年1月から発売している生産管理ソフト「ECObjects」は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいた製品だ。日本IBMなどパートナー企業が相次いで販売体制を強化している。 「ECObjectsの最大の特長は、ユーザー企業がパッケージを丸ごと購入しなくても済むこと。ニーズに応じて必要な機能を選択すればいいので、コストパフォーマンスが向上する」。こう自信を示すのが、クラステクノロジーの四倉幹夫社長だ。 500種類のサービスで構成 ECObjectsは、「定期発注の場合の受注入力」「出荷実績入力」といった500種類以上の機能で構成する(図1)。