ブランチ/タグの作成、切り替え Gitの特徴の1つに、簡単かつ高速にブランチ(Branch)を作成できる点がある。ブランチは元々は「枝分かれ」という意味で、一般的にはメインの開発ラインとは異なる、実験的な機能を作成したい場合などに利用される。Gitではブランチの作成が容易なため、安定版をベースに新たな機能を実装する際などにブランチを作成し、ある程度形になったところでブランチに加えた修正を安定版に適用する(マージ)という開発スタイルを採ることが多い。 ブランチの作成は、「TortoiseGit」-「Create Branch」メニューで行える(図31)。「Create Branch」ダイアログが表示されるので、「Branch」に作成するブランチの名前を入力し、ベースとするブランチやタグ、コミットを指定して「OK」をクリックするとブランチが作成される(図32)。このとき、「新規ブランチに切り替