テクトロニクスは2012年9月26日、最大100Gビット/秒のデータ伝送規格のテスト要求に対応するビット誤り率テスタ(BERT:bit error ratio tester)「BSA286C型」を発表した(図1、プレス・リリース)。高速Ethernetや光ファイバの相互接続性(コンプライアンス)試験などに向ける。 同社は、伝送路で発生するビット・エラーを高精度に検出できることが特徴の「BERTScope」を提供してきた米SyntheSys Research社を2010年4月に買収している( Tech-On! 関連記事)。これまで、BERTScopeのハイエンド機「BSA260C型」では26Gビット/秒が最高だったが、今回28.6Gビット/秒まで対応範囲を拡大させた。 300フェムト秒以下の低固有ジッタ(RJ) 主な用途と想定する100Gビット/秒のデータ伝送は、25Gビット/秒を4本束ねて
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