15歳で起業、一度は一文無しになりながらも、20代で10億稼いだ日本人アントレプレナーの「強烈」経営論(2) 「アイデアや戦略は重要ではない」 高校卒業後、年商2億円の会社を売却し、詐欺師に騙されたり、ホテル暮らしで散財したりしながらも、改めて経営について勉強し始めた正田圭氏。「業界の慣習を打ち破るようなアイデアが起業には一番大事だと言われたりしますが、本当にそうでしょうか」と語る真意はどこにあるのか da-kuk-iStock. このところ、まだ起業家マインドが足りないとされる日本でも、10代の起業家が増えている。彼ら若き起業家たちの活躍は、多くの面で参考になるだろう。だが、もしも彼らが、30代や40代、あるいはそれ以上の年齢の社会人に向けて「経営論」を振りかざしたらどうだろう。どれだけの人が素直に聞く耳を持つだろうか。 何も"振りかざしている"わけではないだろうが、この人物の言葉は傾聴