チャットでさまざまなサービスを提供するBot Framework Cognitive Servicesがアプリやサービスへの組み込みを前提とした認識機能群である一方、Bot Frameworkは若干位置付けが異なる。Azureクラウド内のバックエンドとして存在し、ユーザーと対話することで必要な作業を進めていくものだ。 Botはいわゆる自動応答型のサービスエージェントだが、Bot Frameworkの最大の特徴はユーザー側のインタフェースにSMS(テキスト)やSkype、メールといった汎用(はんよう)的なチャット機能を用いる点にある。 Botとユーザーとの仲介は「Bot Connector」と呼ばれるサービスが行い、前述のSMSやSkypeといった「チャネル」と呼ばれる各サービスとメッセージ交換をする。Bot Connectorでは自動翻訳機能も提供され、対応する30カ国の言語でこの翻訳機能
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