シャープは2017年9月、波長515nmの緑色半導体レーザー製品のサンプル出荷を同年10月20日から開始すると発表した。これによりシャープは、光の三原色(赤色、青色、緑色)をカバーする半導体レーザー製品群を構築。「三原色を扱うことで多くのメリットをユーザーに提供できる」(同社)という。 シャープ初の緑色半導体レーザーを製品化 三原色をそろえたことに意味がある。 シャープは2017年9月、波長515nmの緑色半導体レーザー製品のサンプル出荷を同年10月20日から開始すると発表した。これにより既に発売済みの赤色、青色半導体レーザー製品と合わせて、光の三原色をカバーする半導体レーザー製品ラインアップが整うことになる。シャープでは「1社で三原色全てのの半導体レーザー製品を扱うのは、当社が初めて」とする。 シャープは1960年から半導体レーザーの開発着手。1982年には世界初のCD用半導体レーザー量