FPGAの発表はHot Chipsの恒例となった感があり、今回のHot Chips 26でもAlteraとXilinxが先端のFPGAを発表した。微細化に伴い、実現できるロジックの規模が増大し、SRAM、プロセサコア、DSPなどの部品の搭載、そして、各種の高速IOやメモリコントローラのサポートと、その有用性は急速に進歩している。 今回、Alteraは、TSMCの20nm SoCプロセスを使う「Arria 10」FPGAを発表し、Xilinxも同じく20nmプロセスを使う「UltraSCALEアーキテクチャ」のFPGAを発表した。 AlteraのArria 10 FPGA Hot Chips 26で発表されたArria 10 FPGAはハイエンドではなく、性能/電力/コストのバランスを重視したミッドレンジのFPGAである。この製品はTSMCの20nmのSoCプロセスを使っており、微細化で性能
