Microsoftや各PCメーカー、そしてIntelやAMD、Qualcommといったプロセッサメーカーは、「AI PC」(AIを内蔵して強化されたPC)を2024年のテーマとして掲げている。Windows PCをAI PC化する上で核となるのはもちろんAIアシスタント機能のCopilotである。TrendForceが、「Market research, price trend of DRAM, NAND Flash, LEDs, TFT-LCD and green energy, PV」において、MicrosoftがWindows AI PCの実現に向けて最小メモリ要件を16GBに設定したと報じている。 Press Center|TrendForce - Market research, price trend of DRAM, NAND Flash, LEDs, TFT-LCD and
はじめに 対象とする読者について 本記事の対象者としては以下のような人を想定しています。 C#でこれからWin32APIを使ってみたい。 C言語のことがあまりよく分かっていない。 今までは適当に使っていたので一度きちんと理解したい。 自分が同じような状況であったため、一から調べて整理してみました。自分が理解した順番や内容で記載することで、また、具体的な使用例によってできることの広さや動作を感じ取ってもらうことで、理解の助けになればと思っています。 但し、分かっている人からすると冗長な説明になっている部分や好ましくない内容、正確性に欠ける内容などもあると思います。実際に使用する場合はその点にご留意願います。 Win32APIについて Windows API - Wikipedia Microsoft Windowsのシステムコール用APIのこと。特に32ビットプロセッサで動作するWindow
WSLgで実現されるLinux GUIアプリ実行環境は、プレーンなLinuxの実行環境なので、そのままでは日本語入力が行えない。UTF-8による日本語の表示に関しては、日本語フォントを設定してやることにより、簡単に行うことが可能だ。 しかし、WSL2は、仮想マシン内で動作するため、Win32側のWindows IMEは利用できず、WSL2ディストリビューション側に日本語入力環境を構築する必要がある。ここでは、その方法を解説する。ただし、WSLgでの日本語入力は、不完全な動作しか行えず、たとえば、変換時のキー割り当てなどを正しく行うことができない。とはいえ、かな漢字変換して入力を行う最低限の動作は可能だ。 なお、この記事では、WSLディストリビューションとしてUbuntu、あるいはUbuntu-22.04 LTSを想定している。Ubuntu系の他のディストリビューションでもほぼ同じ手順が使え
WSLパッケージの2.0.0にていくつか機能追加が行われました。ここではネットワークに加えられたミラーモードのみにフォーカスします。 [2023.10.25] ミラーモードはじめいくつかの新機能はWindows11 22H2通常版に機能開放されました。最新のWindowsUpdate適用の上、ストア版WSLをアップデートすることにより以下のオプションが.wslconfigで使えるようになります。 旧来のWSLネットワーク WSL1ネットワーク WSL1はシステムコールエミュレーションで実現されるLinux互換機能です。独自のネットワークスタックでなくWindowsそのものでした。この為、設定などに制限があるものの通信を行う分には違和感のないものでした。ただ、現在の主流は仮想マシン上でLinuxカーネルを動作させるWSL2へ移行しています。 NATモード WSL2は仮想ネットワークからNAT
Windowsを始め、多くのOSにはファイルの「リンク」機能がある Windowsに限らず、多くのOSが持つファイルシステムには「リンク」と呼ばれる機能がある。ファイルは、パスにより一意に特定可能だが、人間がファイルを管理するとき、どうしても同じファイルを別の場所(パス)にも配置したくなることがある。これを実現するのがリンクだ。リンクには、大きく「ハードリンク」と「ソフトリンク」(あるいはシンボリックリンクともいう)の2種類がある。 ファイルシステムには、ファイル名を管理するディレクトリ領域とファイルの中身を記録する領域がある。ハードリンクはこの仕組みを利用して、同じファイルの中を指し示すファイル名を異なるパスに作る。 特徴として、後から作ったハードリンクもオリジナルのファイル名も区別がなく、どちらも同じファイルとして扱える。通常は、ファイルシステム側に「参照カウント」と呼ばれる情報があり
今回は、systemdの初期化時間を短縮するチューニング方法を解説する。systemdのデフォルト値は、汎用のLinuxディストリビューションを想定しているため、必ずしもWSLでの利用に最適化されていない。ここでは、初期化時間の長いユニットを探し、不要なユニットを削除するための方法を解説する。 なお、systemdの基本的なことに関しては、前々回記事「第18回 systemd 基本編」および前回記事「第19回 systemd コマンド編」を参照されたい。 なお、評価には、Windows 11 Ver.22H2とWSLディストリビューションとしてはUbuntu(22.04.2 LTS)を利用した。Linuxカーネルのバージョンは、5.15.90.1-microsoft-standard-WSL2である(写真01)。 写真01: WSLディストリビューションはUbuntu(22.04.2 LT
Apple M1/M2対抗の「Oryon」はWindows on Armの流れを変えるか:鈴木淳也の「Windows」フロントライン(1/2 ページ) 「Windows on Arm(WoA)」あるいは「Windows on Snapdragon」は、10年来Microsoftがチャレンジしている「ArmプロセッサをPC分野に適用させる」という目標において、いまだ市場の支持を得られていない取り組み中の課題だ。 Xboxしかり、Microsoftは一度決めた目標を簡単には曲げない「あきらめの悪い会社」として知られているが、過去に同社が目標としていた「タブレットPC」が現在ではごく当たり前のものとなりつつあるように、WoAについてもまた「これが我々の正しい道」とばかりに、開発を続けている。 同社にとって最初のWoAと呼べる「Surface RT」が市場投入されたのは、Windows 8が発表さ
Linux用Windowsサブシステム(WSL)の登場とPOSIXサポートの変化をおさらい:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(220) Windowsはかつて「POSIXサブシステム」を備え、UNIX互換のファイルシステムと実行環境を提供していました。POSIXサブシステムは現在のWindowsにはもうありませんが、「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」の登場で、POSIXサポートが復活というか、さらに強化されています。その1つが、「POSIX方式(スタイル)の削除」のサポートです。 Windowsにまつわる都市伝説 WindowsとPOSIXの関係 「POSIX(Portable Operating System Interface)」は、オペレーティングシステム(OS)の標準的なインタフェースと環境を定義するIEEE規格です。ソースコードレベル
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 【はじめに】 パソコン(Windows)にゲームパッド(コントローラー)を接続するとゲームパッドでゲームをプレイ可能になりますが、この時に「パソコンとゲームパッド」でのやり取りには2つの方式があり、それが【X Input】と【Direct Input】になります。 詳しく書くと【Direct Xライブラリの一部で、入力情報を収集するためのAPI】となりますが、細かい事は抜きにして簡単に書くと【X Input】と【Direct Input】共に、Windowsのパソコンでの【入力方式】と考えてオッケーです。 【X Input】と【Direct Input】について 【X Input】は新しい入力方式で、【Direct Input】は古い入力方式になります。 「古い方はいらないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが【X Input】は【Direct Input】の後
現在マウスポインターの設定をサイズ5の反転色で使用しているが、それでも4枚のディスプレイの中で行方不明になる。Windowsは「Ctrl」キーを押すと、マウスポインターの周りに円を描くオプションがあるものの、首をひねって捜すことに変わりはない。 「Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する」にチェックする 同様のお悩みを抱える方におすすめしたいのが、LinuxのGUIアプリ「xeyes」である。マウスポインターの位置を目が追いかけるジョークアプリだが、こちらを起動しておけばマウスポインターを見失っても、「xeyesより左(右)」と素早く見つけられるはずだ。 WSLでLinux環境を起動し、「sudo apt update && sudo apt install x11-apps」を実行する パッケージインストール後は「xeyes &」と実行すれば、xeyesが起動してマウスポインターを
Windows Serverで「Windows Subsystem for Linux 2」が利用可能に。6月のアップデートで Windows Serverの最新版となるWindows Server 2022に、Windows内部にLinuxカーネルを内包することでLinuxの機能を利用可能にする「Windows Subsystem for Linux 2」(以下、WSL 2)が今月、2022年6月のアップデートで提供されることが明らかになりました。 下記はAzure Stack HCI/Windows Server/Hybrid CloudのプリンシパルプログラムマネージャーJeff Woolsey氏のツイートです。 PLEASE RT: WSL2 coming to Windows Server 2022. WSL2 will be broadly available in the J
意外な落とし穴があるかも SMB1廃止のメリットとデメリットを考える:Windowsフロントライン(1/2 ページ) 2022年4月29日(米国時間)にWindows Insider ProgramのDev ChannelとBeta Channelに対しWindows 11 Insider Previewの「Build 22610」が公開されたが、数ある変更点の中で下記の記載があった。「SMB1」とは、ネットワーク越しにファイルやプリンタ共有を行うプロトコル「Server Message Block v1.0」のことで、この機能がWindows 11 Homeで完全に無効化されたという話だ。 この変更は、2022年後半にやってくるWindows 11の次期大型アップデート(機能アップデート)の「22H2」に相当する機能として有効化されるもの。Home以外のProやServerといった製品で
最終更新日付: 2020年10月3日 推奨されるものではないですが、一年以上の長期有効期限の自己署名証明書(通称オレオレ証明書)を RDS(リモートデスクトップサービス)やIISのhttps Webサイトで 使用したくなることがります。 LinuxではOpenSSLがあったり、昔のWindowsではselfssl.exeコマンド(IISリソースキット付属)がありましたが、今どきのWindowsでは自己署名証明書を作成する方法はないのでしょうか? 【結論】PowerShellコマンドのNew-SelfSignedCertificateで長期有効期間の自己証明書(オレオレ証明書)を作成できる! PowerShellに、自己署名証明書(self Signed Certificate)を作成するコマンドがあるんですね! なので、selfsslコマンドは不要になり、無くなってしまったんですね。 環境
Open DHCP Serverは、現在もアップデートが続くWindowsで動作するDHCPサーバーだ。動作状態をウェブブラウザーに表示できる 一般家庭でインターネット接続に用いるWi-Fiルーターには、DHCPサーバーが組み込まれていることが多い。しかし、製品によっては、同時最大リース数が少なくて、多数のPCやデジタル家電を接続する場合に困ってしまうことがある。 一般にDHCPを使う場合、IPアドレスを固定したい機器となんでもいい機器の2種類がある。たとえば、スマートフォンなどは、ネットワーク内のPCなどから直接アクセスするような用途がなければ、特に固定したIPアドレスは不要だ。Windows PC同士なら、名前解決が使えることが多いので、やはり固定したIPアドレスが必要になる可能性は少ない。 しかし、場合によっては、固定したIPアドレスにしておきたい機器がある。特にちょっと前の家電系の
はじめにこんにちは。2020年4月入社の青柳です。タイトルにある通り便利ツールをまとめてみました。 今回は、新入社員や入社前の大学生をターゲットに、誰でもすぐに使えるツールを紹介しているので、まだ使っていないツールがあればぜひ使ってみて下さい。 ※前提としてwindowsの方向けなので、Macの方はごめんなさい🙇🏼 everything https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/everything/ ファイルやフォルダを超高速で検索できるツール。 あのファイルどこにあったっけ??の問題が一瞬で解消できます。私も初めて使った際は、検索のスピードの早さに驚きました。 しかも設定すればファイルサーバーの中も検索できます。 もはや必須ツールですね。 cribor https://forest.watch.impress.co.jp
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