民主党現職の死去に伴う横浜市議泉区補選は6日投開票され、民主党の元小学校教諭、麓理恵氏(51)が初当選した。民主党、みんなの党、自民党の3新人で1議席を争った激戦を麓氏が制した。投票率は32.61%。 同補選は5月28日に告示されたが、選挙戦の最中に鳩山由紀夫首相が退陣を表明。麓氏の陣営は「最初は厳しいと思ったが、首相の交代で流れが変わった」と話した。 各党は同補選を夏の参院選の前哨戦と位置付け、民主党は幹事長になる枝野幸男行政刷新担当相らが、みんなの党は渡辺喜美代表らが応援のため現地入りしていた。 得票数は麓氏が17313票、みんなの党の会社経営、横山勇太朗氏(36)が13751票、自民党の会社経営、萩原雅彦氏(43)が8642票だった。