日本発のケータイ絵文字が国際標準になった。世界共通の文字コード「Unicode」のバージョン6.0に多数の絵文字が取り入れられるという。 Unicode Consortiumは10月11日、新たに完成したUnicode 6.0仕様の一部を公開した。このバージョンには1000を超える新たな記号が追加されており、その中には数百の「emoji」――特に日本で使われている携帯電話の絵文字――も含まれている。Unicodeに組み込まれたことで、これらの絵文字を端末やキャリアを問わずに表示できるようになる。 同団体は今回のリリースで、Unicode 6のデータベースやコード表など実装のアップデートに必要なものを公開している。仕様の最終版は2011年初めに提供するという。