東京都知事選が7日投開票され、幅広い市民と野党など「オール東京」に推された前参院議員の蓮舫氏(56)は大奮闘しましたが、及びませんでした。現職の小池百合子氏(71)が3選しました。 蓮舫氏は選挙結果を受け、都内の開票センターで会見し、「多くの方々に温かい言葉と応援をいただき、思いを訴えることができた」と語りました。選挙戦で日本共産党が支援の枠組みに入っていることについて記者団から問われ、「共産党をはじめ多くの方の力をいただいたのは私の財産だ」と述べました。 また、候補者の公開討論会がわずかしか行われなかったことについて「政策も現職への対案もあったが、公開討論が実現しなかったのは残念だ」と述べました。 争点となった神宮外苑再開発で「立ち止まる」と訴えたことについて問われ、「私の上げた声は間違っていない。市民からの声に真摯(しんし)に向き合い、私にできることがあれば動きたい」と語りました。 都