福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画に反対する住民らが23日、国土交通省で埋め立て免許を認可しないよう求める要望書を提出した。今年1月から集めた10万4302人分の署名を示し、国に対して「観光立国としてのあり方が問われる事業。日本全体の歴史的財産を守る視点で判断してほしい」と訴えた。 広島地裁で係争中の埋め立て免許差し止め訴訟原告団などは1月、「世界遺産登録をめざすまちづくりプロジェクト」を設立。鞆の浦の世界遺産登録推薦などを求める署名活動を続けている。 一方、免許権者の県は6月、関係権利者の全員同意がないまま埋め立て免許を国交省に申請した。通常は2カ月程度で判断されるが、これを過ぎており、国が認可する前に約10万人の思いを届けようと、原告団の大井幹雄団長、松居秀子事務局長ら6人が訪れた。 松居事務局長が「鞆の浦の価値を永遠に損なわせるのみならず、事業予定地周辺に暮らす住民の生活環境を悪化さ
九州新幹線高架に欠陥材 麻生グループ会社が販売2008年10月23日印刷ソーシャルブックマーク 九州新幹線の高架橋の図開業直後の九州新幹線=04年3月13日、鹿児島市九州新幹線・鹿児島ルートの図 鹿児島市と熊本県八代(やつしろ)市を結んで04年に開業した九州新幹線で、欠陥のあるパネル材料が高架橋の建設に使われていたことが関係者の話でわかった。販売元は開業前に欠陥の補修にあたったが、一部の高架橋は未補修のまま放置されているという。 九州新幹線を建設した鉄道・運輸機構(旧・日本鉄道建設公団)は「製品に欠陥があるという説明は聞いていない」としており、販売元の株式会社麻生(旧・麻生セメント、福岡県飯塚市)から改めて事情を聴く。 欠陥があったのは、麻生が販売した「ASフォーム1型」。高架橋の橋脚の上に載る橋げたをつくる際、コンクリートを流し込む型枠の底面部分の「埋設型枠」として使われている。施工後も
2004年に鹿児島中央‐新八代間で部分開業した九州新幹線鹿児島ルートで、高架橋に欠陥のあるパネル材が使われていたことが分かった。販売元は株式会社麻生(福岡県飯塚市)で、新幹線を建設した鉄道・運輸機構は「開業前に点検済みで安全性や耐久性に問題はない」としているが、欠陥について報告を受けておらず、麻生から事情を聴く。 同機構によると、パネル材は橋げたを造る際、コンクリートを流し込む型枠の底面部分に使った「ASフォーム1型」。樹脂などでできた厚さ約1センチの板で、2000年から02年まで鹿児島中央‐新八代間(127.6キロ)の高架橋区間(16.0キロ)で、複数の建設会社が使用した。 部分開業前の監査と検査の際、15カ所で橋げたのコンクリートとパネル材にすき間ができているのが見つかり、樹脂を注入するなどして補修したが、機構側はパネル材に欠陥があったことは知らされておらず「建設会社の施工に問題があっ
九州新幹線 「麻生」欠陥認識し出荷、内部報告に記載(1/2ページ)2008年10月24日11時45分印刷ソーシャルブックマーク 九州新幹線の高架橋に欠陥のあるパネル材料が使われていた問題で、販売元の株式会社麻生(旧・麻生セメント、福岡県飯塚市)は、パネルの欠陥を認識しながら出荷を続けていたとみられる。朝日新聞が入手した同社の内部報告書には「欠陥品」「開発当初、各種試験を怠った」などと記載されていた。新幹線を建設した鉄道・運輸機構(旧・日本鉄道建設公団)は23日、麻生側から事情を聴き、調査を始めた。 麻生本社にはこの日、報道関係者が詰めかけた。同社経営支援本部の藤本昭・副本部長らが取材に対応。パネル材料「ASフォーム1型」がコンクリートから剥離(はくり)し、同社が補修工事をしたことは認めたが、具体的な経緯については「担当者が調査中」と繰り返した。 藤本副本部長によると、九州新幹線向けには00
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スペースワン(東京都港区、豊田正和社長)は9日、小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを中止した。警戒区域に船舶が侵入したため。同機には政府の情報収集衛星の一部を代替する「短期打... マイクリップ登録する
政府経済対策の国交省施策案/国土強靱化を着実に推進、地方創生へまちづくり支援など 政府が月内決定を目指す経済対策で、国土交通省関係の主要施策案が明らかになった。国土強靱化の推進に向け、直近の資材価格高騰の影響などを考慮しながら「必要かつ十分な予算を確保」する方針。石破茂首相が掲げる「地方創生2・0」 […]
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