AIは業務改善に役立つのか? まずは自分たちの業務で検証へ 既成概念に囚われないユニークな発想の商品で知られる「無印良品」をグローバル展開する良品計画。製造小売業として、衣料品から家庭用品、食品など日常生活全般にわたる商品群を有する同社はいま、直営店を含め国内約400店舗、海外約300店舗を展開。近年のグローバル事業への注力を受け、数年以内には海外の店舗数が国内を上回る計画である。 そんな良品計画で常に課題となっているのが、顧客のレジ待ち時間をいかに解消するかだ。店舗ごとにレジの数や人員配置を最適化していても、夕方などの繁忙時間にはどうしてもレジ前に行列が発生してしまう。昨年春より、有楽町店で試行的にセルフレジを導入し効果を上げているものの、すべての顧客にセルフレジを使ってもらうのは難しい。 そこで昨年の初め、良品計画の情報システム部門が注目したのが、何かと話題となっているAIだった。AI
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