京都大の2次試験が25日に始まり、吉田キャンパス(京都市左京区)の正門前に無許可の立て看板(タテカン)9枚が並んだ。「必勝 合格するにゃ~」「合格祈願は吉田神社へ」など入試をふまえた内容で、通りかかった受験生が目をやっていた。 京都市は2017年10月、キャンパス周辺のタテカンが公道の屋外広告物に該当し市条例違反にあたるとして京大に指導。京大は昨年5月、タテカンを規制する規定を施行し、撤去と設置のいたちごっこが続いている。(徳永猛城)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古沿岸部の埋め立ての是非を問う県民投票で反対票が72%超となったことを受け、安倍晋三首相は25日朝、「投票の結果を真摯(しんし)に受け止め、基地負担軽減に向けて全力で取り組んでいく」と述べる一方、「(移設を)これ以上先送りすることはできない」として、引き続き移設工事を進める考えを示した。首相官邸で記者団に語った。岩屋毅防衛相も同日午前、「工事は進めさせていただきたい」と明言した。 首相は「単に辺野古に新たな基地をつくるということではなく、普天間基地を全面返還し、移設するための基地であることも理解いただきたい」とも強調。同日午前の衆院予算委員会でも「今なお(普天間飛行場)返還が実現しておらず、もはや先送りは許されない」と述べた。辺野古移設については昨年の知事選に続き、新たな反対の民意が示された形だが、政府は辺野古移設ありきを改め
中国の研究者がゲノム編集でヒトの受精卵の遺伝子を改変して誕生させた世界初の双子について、脳の機能が強化されている可能性が浮上している。当初目的としたエイズウイルス(HIV)に感染しにくくするための遺伝子操作が、脳梗塞(こうそく)後の回復を大幅に早める作用もあるとの研究結果を別チームが発表したためで、論議を呼びそうだ。 中国広東省の南方科技大の賀建奎副教授(当時)は昨年11月、香港で開かれた国際会議で、ゲノム編集で受精卵の遺伝子を操作し、双子の女児を誕生させたと発表。同省の調査チームも事実と確認した。HIVへの感染を助けるCCR5という遺伝子を働かないようにしたとしている。 一方、米カリフォルニア大ロサンゼルス校などの研究チームは、マウスでCCR5の働きを邪魔すると、脳損傷したあとの神経回路の回復が早まることなどを21日付の米科学誌セル(電子版)で報告した。疫学調査でも、CCR5が生まれつき
(悩みのるつぼ) 相談者 20代男性です。 父が浮気をしました。僕と母を連れて行かない寿司(すし)屋で女性と2人でご飯を食べたらしく、体の関係は無いようです。 そのことに母は激怒し、僕を居間から出しては、話し合いがされていました。 僕は面倒に巻き込まれるのがイヤだったので静観していました。ですが内容は母から聞いていました。 どうやら父は、その女性とメールのやり取りをしていたらしいのですが、そのメールを軒並み削除したらしく、それが更に母を怒らせたようです。 2週間ほどの冷戦を経て、父と母は改めて指輪を新しく発注してはめ、仲直りにと2人で旅行に出たのです。 これで一件落着かと思いきや、母が「女性とのメールを削除していたことがどうしても許せない」とまだ怒りを残していたのです。それを聞いた僕は、さすがにあきれました。 指輪を作って更には仲直りに旅行までして、きっちりとけじめをつけたはずなのに、まだ
◇ 在位30年に当たり、政府並びに国の内外から寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。 即位から30年、こと多く過ぎた日々を振り返り、今日(こんにち)こうして国の内外の祝意に包まれ、このような日を迎えることを誠に感慨深く思います。 平成の30年間、日本は国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ちましたが、それはまた、決して平坦(へいたん)な時代ではなく、多くの予想せぬ困難に直面した時代でもありました。世界は気候変動の周期に入り、我が国も多くの自然災害に襲われ、また高齢化、少子化による人口構造の変化から、過去に経験のない多くの社会現象にも直面しました。島国として比較的恵まれた形で独自の文化を育ててきた我が国も、今、グローバル化する世界の中で、更に外に向かって開かれ、その中で叡智(えいち)を持って自らの立場を確立し、誠意を持って他国との関係を構築して
25日午前4時55分ごろ、JR水道橋駅近くの東京都千代田区飯田橋3丁目の線路脇の資材置き場で火災が発生し、JR中央線の快速電車は東京―新宿駅間の上下線、JR中央・総武各駅停車は西船橋―三鷹駅間の上下線の運転を見合わせた。午前9時27分ごろまでに、総武線各駅停車と中央線快速電車の両方とも運転を再開した。 東京消防庁や警視庁によると、約1時間後に鎮火し、線路脇にあったケーブルのようなもの約2立方メートルが焼けたという。JR東日本によると、ケーブルは駅や信号に電気を送るためのものだという。けが人はいなかった。 運転見合わせで、25日に始まった国公立大学入試の2次試験にも影響が出た。JR武蔵小金井駅が最寄りの東京学芸大学(東京都小金井市)は、午前9時から予定していた開始時間を1時間繰り下げ、同10時からにした。ほかにも、沿線の東京医科歯科大(文京区)、一橋大(国立市)や東京農工大(府中市)、東京外
24日の在位30年の記念式典で、天皇陛下のおことばは8分半に及んだ。退位当日の4月30日、皇居・宮殿での「退位の礼」で最後のおことばが予定されるが、皇居外では今回が最後となる見通し。涙声で国民への感謝の思いを語った。 おことばは象徴天皇の歩みを振り返る集大成とも言える内容だった。平成の30年間を「国民の平和を希求する強い意志」によって「近現代において初めて戦争を経験せぬ時代」と総括しつつ、決して平坦(へいたん)な時代ではなかった、とも述べた。震災などを念頭に「多くの予想せぬ困難に直面した時代」だったとし、「日々国の安寧と人々の幸せを祈り、象徴としていかにあるべきかを考えつつ過ごしてきました」と振り返った。 陛下は天皇の務めを人々の助けを得て行えたことを「幸せなこと」と振り返り、「この国の持つ民度のお陰でした」とも述べた。 ともどもに平(たひ)らけき代(よ)を築かむと諸人(もろひと)のことば
東日本大震災をきっかけに生まれた、被災地発のソーシャルビジネス「ポケットマルシェ」(ポケマル、東京)の高橋博之社長が「首謀者」となった「47キャラバン 平成の百姓一揆」が23日、完結した。約1年かけて全国47都道府県の生産者や消費者約3千人とひざ詰めで語りあい、「都市と地方」が混じり合う「豊かなコミュニティー」づくりを進めてきた。 ポスト平成が迫る中で行われた一揆は高橋社長が昨年4月に始めた。全国の一次産業関係者や消費者と車座になって語り合い、食べ物の裏側にある農家や漁師の生き様と命を育む喜びといった生産のプロセスを可視化。値札だけで食べ物の価値を判断し、一次産業関係者が疲弊していくさまに心を痛めてきた消費者を彼らと橋渡ししてきた。 目指したのは経済の物差しだけで食材の価値が判断されがちな「大量消費社会」への「討ち入り」だ。対話を通じて生産者の物語に共感した消費者が、同社が提供するオンライ
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立憲・枝野幸男代表(発言録) 明日(25日)は衆院予算委員会のテレビ中継入りがある。安倍晋三首相も出て、私も出る。経済問題(の質問)、すごい準備してあるが、統計問題をやらないといけない。わざわざ(2015年に当時の中江元哉)首相秘書官が厚生労働省の担当者とやりとりしていた。こんな細かいことを普通、やります? 忙しいですからね、首相の秘書官って。それに、勝手にやります? 勝手にやるわけがないじゃないですか。「総理がこういうことを望んでいるんだな」と受け止めて、確信しなければ、しませんよ。という疑いが、相当濃厚だ。 去年は公文書を改ざんされたんですよ。「いろんなところで都合よく数字が改ざんされていたんじゃないの?」と疑いを持つ方が悪いんですか。疑いを持たれる方の問題じゃないですか。(埼玉県川口市内での党会合で)
沖縄県民投票で、投票した人の79%が安倍内閣の沖縄の基地問題に対する姿勢を「評価しない」と答え、そのうち85%が埋め立てに「反対」の票を投じていたことが、朝日新聞が24日実施した出口調査でわかった。政府に対する県民の厳しい視線が、多数を占めた「反対」に直結していた。調査は60投票所で実施し、3173人から有効回答を得た。無回答や四捨五入のため合計が100%にならないものがある。 「反対」はすべての年代で多数となり、30代以下で6割、40~50代は7割、60代以上は8割超と年代が上がるほど増えた。支持政党別では自民支持層の45%、公明支持層の55%、無党派層の79%が「反対」に入れていた。 自民支持層は、昨年9月の県知事選で当日投票者全体の33%を占めていたが、今回の県民投票では全体の19%と大きく減った。 一方、「賛成」に投票したのは、比較的多い20代で23%。「どちらでもない」に投票した
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古沿岸部の埋め立ての是非を問う県民投票が24日、投開票され、「反対」が72・15%の43万4273票だった。玉城デニー氏が昨年9月の知事選で得た過去最多の39万6632票を超えた。「埋め立て反対」の県民の強い民意が示され、移設工事を強行してきた安倍政権の対応が問われることになる。投票率は焦点だった50%を超え52・48%だった。 玉城氏は25日未明、記者団に「政府は、辺野古の埋め立てを決して認めないという断固たる民意を真正面から受け止め、『辺野古が唯一』という方針を見直し、工事を中止するとともに、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還に向け、県との対話に応じるよう、強く求める」と述べた。 「反対」は全41市町村で最多だった。「賛成」は19・10%、「どちらでもない」が8・75%だった。 沖縄県民がワンイシュー(一つの論点)で「辺野
日本の古典から現代文学まで通じ、世界に日本の文化と文学を広めた、日本文学研究者で文化勲章受章者のドナルド・キーンさんが24日、心不全で死去した。96歳だった。葬儀は親族のみで営む。喪主は養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己(せいき)さん。 1922年、米ニューヨーク生まれ。コロンビア大在学中に「源氏物語」と出会う。日米開戦に伴い42年、米海軍日本語学校に入学。語学将校としてハワイや沖縄で従軍、日本兵の日記の翻訳や捕虜の通訳をした。沖縄の前線ではスピーカーで日本兵に投降を呼びかけた。戦後、ハーバード大、ケンブリッジ大で日本文学の研究を続け、53年から京都大に留学。英訳「日本文学選集」を編集し、米国の出版社から刊行、日本文学の海外紹介のきっかけを作った。 谷崎潤一郎や川端康成、安部公房、三島由紀夫、司馬遼太郎ら日本を代表する作家との交遊が文学研究を豊かにした。「徒然草」「おくのほそ道」などの古典
沖縄県民投票は24日、投開票され、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」の票が、昨年9月の知事選で玉城デニー氏が獲得した知事選最多得票(39万6632票)を上回った。午後10時50分の時点で反対が72・78%を占めており、「辺野古NO」の強い民意が示された。投票率は50%を超えた。 県民投票条例は、最多の選択肢が投票資格者総数の4分の1に達した場合は、知事は結果を尊重しなければならず、首相と米大統領に結果を通知すると定めている。その4分の1は28万8398票で、すでに上回った。 県民投票は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古の埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の三つの選択肢から選んだ。
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