遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集食品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]
情報セキュリティ対策に関連して企業は、「ウイルス」、「フィッシング」、「個人情報保護」、「 JSOX」、等々、さまざまなキーワードに動かされてきた。最近では、「スピア攻撃」、「ゼロデイアタック」といった言葉がよく聞かれる。 特別セッションで「今から始める、情報セキュリティ対策再構築のすすめ」と題して講演した綜合警備保障の三輪信雄氏は、初めに「ありがちな状態」として、そのようなキーワードを取り上げ、「毎年、新しいキーワードが出てくる状況」と前置きして、「対策の時間と労力がほとんど、個人情報の『棚卸』と『教育』に割かれている。また、ポスターを貼ったり、認証取得を目的にしたり、ノートPCの持ちだしやUSBメモリーの使用禁止など不便にする方向で、対策を講じた気になっている」と、「ありがちな状態」を指摘。 次に、情報セキュリティのコスト問題に言及。異なるベンダーの製品で構築されているためにその習熟と
RSA Conference Japan 2008が4月23日から2日間開催されている。初日の基調講演には、危機管理総合研究所の小川和久代表が登壇。危機管理対策における日本と世界の意識の違い、また情報セキュリティ対策への心構えについて、古代中国の兵法家・孫子の言葉を引用しながら解説した。 「孫子の思考は、時代・場所を越えて通用する論理的思考。しかし、日本人は十分に理解してこなかった」――冒頭、小川氏はこのように述べた。 例として、小川氏は「彼を知り、己を知れば、百戦殆からず」「戦わずして勝つ」という孫子の言葉を引用した。「日本人は“彼を知り、己を知れば、百戦殆からず”という言葉を信じ続けてきたが、実はこれに続く“彼を知らずして、己を知れば一勝一負す”という言葉の方が世界の常識だ」(小川氏) 小川氏は、日本人の危機管理は「対外(彼)」と「対内(己)」の双方を理解しなければ成立しないという意識
「古代中国の戦略の書に『孫子』がある。ところが,日本では長きにわたって孫子が誤読されてきた。これではダメだ。敵を知る前に己を知らなければ,日本に情報セキュリティはない」---。危機管理総合研究所の研究所長である小川和久氏は2008年4月23日,「RSA Conference Japan 2008」の基調講演に登壇し,孫子を貫く合理主義が重要との見解を示した。 小川氏は,まず,セキュリティを考えるためには論理的思考を持たなければならないと説く。論理的思考のための教科書とも呼べる書が,古代中国の戦略の書である孫子だが,我々は孫子の真のメッセージを知らなければならないという。 孫子の言葉の1つに,「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」という言葉がある。だが孫子のメッセージでは,その次に「彼を知らずして己れを知れば,一勝一負す」と続くのだという。つまり,敵のことを知らなくても,自分のことを知って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く