文部科学省は16日、2001年度に大学入学資格検定(大検、現高校卒業程度認定試験)を受験した宮城、和歌山両県の計316人について、氏名や受験科目、得点などの電子データが専用端末からなくなったと発表した。 端末はインターネットに接続しておらず外部への流出はない。原因は調査中。データは書類でも保存しており、18日までに端末に入力し直す。 欠落したデータは宮城県会場での受験者が149人、和歌山県会場が167人。01年度の受験者から今月9日、合格証明書の交付申請があった際に文科省の職員がデータ欠落に気付いた。(共同) [2008年12月16日21時10分]