経済産業省は2007年12月20日、今年活躍したロボットや将来への期待が高いロボットを表彰する「『今年のロボット』大賞2007」を発表した。大賞は、大量の食品や医薬品を箱詰めできるファナックの産業用ロボット。最優秀中小・ベンチャー企業賞には、ゼットエムピーのダンスをする音楽再生ロボットが選ばれた。ロボットは、12月21日~22日にかけて東京都・港区の展示スペース「TEPIA」で公開する。 「今年のロボット」大賞は、ロボット産業の市場創出を推進することを目的として2006年から始まり、今年は2回めとなる。一次審査では、応募があった82件から、審査委員会が優秀賞を絞り込み、大賞やベンチャー企業賞などの特別賞を選出した。 大賞となったファナックの「M-430iA」は、食品や医療品の箱詰め作業を想定した産業用ロボット。コンベア上を流れてくる物品を視覚センサーで認識し、腕でピックアップする。毎分12
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