総務省は2008年4月4日,3月28日まで行っていた「インターネット政策の在り方に関する検討アジェンダ」(案)に対する提案・意見募集の結果を公表した。KDDIやNTTグループ,ソフトバンクグループ,USENなどインターネットサービスにかかわる企業から,11件の提案・意見が寄せられた(発表資料)。 トラフィックを大量に消費するヘビーユーザーに対するネットワークの制御について,「ガイドラインなどで明文化することが望ましい」(USEN),「トラフィックを制御する基準や手法を明確にし,エンドユーザーへの分かりやすい周知が必要」(イーアクセス)とする意見が寄せられた。また,ユーザーによるサービス選択の自由度を高めるため,「次世代ネットワーク,インターネット双方のアプリケーション,プラットフォームを自由に選択できるように,固定電話におけるマイラインのような仕組みの検討が必要」(ソフトバンクグループ)と
毎日のように起きる脆弱性を突いた攻撃、それを守るための仕組みも多数のベンダにより提供されていますが、実際にその攻撃を検知し、どのように対処するかということは人間の手――セキュリティアナリストによって行われています。本連載ではそのセキュリティアナリストと呼ばれる人たちが、どのような考え方やマインドで仕事をしているのかを探るべく、技術とともに“人”にフォーカスしたコラムとして伝えていきます(編集部) 「攻撃の波」をいち早く見つけることの意味 はじめまして。今回からこのコラムを担当する、川口といいます。わたしが勤める株式会社ラックは、企業のITインフラをリスクから守るためのさまざまなセキュリティソリューションを提供しています。わたしの役割は、企業・団体などのITネットワークを守るセキュリティ監視運用センター“JSOC”(Japan Security Operation Center:ジェイソック
「JEITAの大きな変化を、高く評価したい」――日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本レコード協会など24の権利者団体と65の賛同団体で構成する「デジタル私的録画問題に関する権利者会議」は4月4日、私的録音録画補償金問題に関して、エレクトロニクスメーカーの業界団体・電子情報技術産業協会(JEITA)の「譲歩」を歓迎すると表明した。今後はiPodやHDDレコーダーなどが補償金の課金対象になるよう、文化審議会の小委員会などで訴えていく。 左から日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫さん、実演家著作隣接権センターの椎名和夫さん、日本音楽作家団体協議会の小六禮次郎さん、日本映画著作者連盟の華頂尚隆さん 私的録音録画補償金問題をめぐっては、権利者側とJEITAの主張が対立していた。権利者側は、地上デジタル放送の録画ルールを「コピーワンス」から「ダビング10」に緩和するためには補償金が必須とし
情報処理推進機構は、Webサイト運営者が脆弱性に対応するための手順を記した「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」の改訂版を公開した。 情報処理推進機構(IPA)およびJPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」の改訂版をIPAおよびJPCERT/CCのWebサイトで公開した。 改訂版では、Webサイトの運営者が脆弱性に対応するための手順を、「Webサイト運営者のための脆弱性対応マニュアル」として追記した。「脆弱性に関する通知の受領」「セキュリティ上の問題の有無の調査」「影響と対策の検討、対策作業の計画」「対策の実施」「修正完了の報告」という順番で、手順を掲載している。
QuickTime 7.4.5ではQuickTimeムービーの処理やPICT画像処理などに関する11件の脆弱性に対処した。 米Appleは4月2日、11件のセキュリティ問題に対処したメディア再生ソフトの最新版「QuickTime 7.4.5」を公開した。 Appleのアドバイザリーによると、QuickTime 7.4.5ではQuickTimeムービーの処理やPICT画像処理などに関する11件の脆弱性に対処した。悪用されると細工を施したムービーファイルを閲覧させて任意のコードを実行できてしまうなど、深刻な脆弱性が多数含まれる。 OSはMac OS X 10.3.9/10.4.9/10.5およびそれ以降のバージョンで、Windows Vista/XP SP2が対象となる。 アップデートはMac OS Xではアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」経由で、Windows版は同社のソフトウ
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