【OpenXML】Excelでは計算結果がキャッシュされている
Excel 2007では文字列はプールされブック全体で共有されるではxlsxファイル内で 文字列が/xl/sharedStrings.xmlファイルにプールされ、共有されることについて解説しましたが、 実は一部に例外があります。 グラフに使われる文字列はキャッシュされる Excel上でのグラフは/xl/charts/chartX.xmlによって記述されます(Xは1からはじまり、グラフごとに1つ作られる)。 chartX.xmlを開くとわかりますが、<c:strCache>や<c:numCache>といった要素で ラベルに使われる文字列や、グラフの参照先のデータのキャッシュなどが残されています。 このため、動的に書き出したデータを元にグラフを描画したい場合、 参照先のExcelシートの値を編集しただけではキャッシュの値が表示され、 うまくグラフを描画することができません。 数値やラベル名など
Officeファイルの成り立ちと最新形、そして標準化
Officeファイルの成り立ちと最新形、そして標準化：XMLを取り込んだ最新Officeフォーマットとは（前編）（1/2 ページ） 読者の皆さんは、いわゆる「Office」業務に必要なソフトウェアとして何を使っていますか？ おそらく、「Microsoft Office」を利用している方は多いと思います。そんなMicrosoft Officeですが、「Office 2007」よりファイル形式として「Office Open XML」ファイルフォーマットが使われているのをご存じでしょうか。 本特集では、そのOffice Open XMLファイルフォーマット（以下、Open XML）について解説をしていきます。前編では、Open XMLの成り立ちやOpenOfficeとの比較、標準化の流れ、仕様の概要について紹介します。後編では、Excelを例にJavaでOfficeファイルのデータを操作する方法
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