日立製作所は2010年6月24日、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型の帳票サービスである「帳票スクエア」を6月28日から提供開始すると発表した(画面)。ユーザーは帳票スクエアのサイト上で帳票を作成して、セールスフォース・ドットコムのSaaS型CRMサービス「Salesforce CRM」内から帳票を印刷できる。 帳票スクエアはあらかじめ注文書や請求書といった100種類以上の帳票を用意する。帳票は会社のロゴを入れ替えたり請求書の文言を追加したりといったカスタマイズが可能である。 明細行が複数枚にわたるような帳票は、「ヘッダーを1ページ目にのみ出力するパターンと、2枚目以降も出力するパターンで別々の帳票の種類になる」(日立製作所 先端情報システム研究開発本部 先端ビジネス開発センタの大野哲司センタ長)。また請求書の合計値や帳票の日付は自動的に入力される。 帳票スクエアを開始した理由