2月25日。東京・将棋会館において棋士編入試験五番勝負第4局▲折田翔吾アマ(30歳)-△本田奎五段(22歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は18時12分に終局。結果は161手で折田さんの勝ちとなりました。 折田さんはこれで五番勝負を3勝1敗とし、規定により四段昇段(フリークラス入り)を決めました。 将棋界で棋士編入試験に合格したのは花村元司九段(1944年)、瀬川晶司六段(2005年)、今泉健司四段(2014年)に続いて、史上4人目となります。 アゲアゲさん、満願のプロ試験合格 折田さんの人生がかかった大一番は、折田さん先手で、戦型は相掛かりとなりました。 両者は互いに駒組を進めた後、角交換から自陣角を打ち合います。 63手目、本田五段が桂を跳ねたのを見て、折田さんはその頭をねらい、積極的に動きます。本田五段はその動きに応じる形で、銀を捨てて飛車を成り込む順を実現させました。も
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