もう会社に会議室はいらない 青野慶久(以下、青野):コロナ禍の影響で、在宅勤務のほうがいいと考えるビジネスパーソンが増えていますね。サイボウズでは6月上旬の時点で、約9割のメンバーが出社していません。 弊社の出社率はコロナ前から約7割。約3割は会社に来ないで仕事をしていたので、あらためて全メンバーに在宅か出社か、希望を聞いてみたら、当面は5割・5割に落ち着きそうです。 家で仕事をしたい・出社したい、どちらも個人の欲望=わがままですが、両方ありというのが僕の考え方。それは、あくまでも本人の選択に任せたい。いま企業のマネジメント層には、どちらのわがままにもちゃんと応えることが求められていると思います。 ピョートル・フェリクス・グジバチ(以下、ピョートル):自粛要請が解除された直後、私が経営する会社のメンバーが「大阪に出張したい」と言ってきた。在阪企業のクライアントと直接会って打ち合わせしたいと
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