「夜を徹してでも説得するしかない」。民主党の小沢一郎氏の党代表辞意表明から、一夜明けた5日、同党幹部は一様に厳しい表情を見せた。「これからどうなるのか」。7月の参院選で初当選した“小沢チルドレン”や小沢氏を支持する中堅若手の「一新会」のメンバーは複雑な心境で事態を見守った。 「続投を求める」「慰留しかない」。午後1時から約1時間半に渡って行われた役員会を終え、永田町の党本部ビルから出てくる幹部らは口をそろえた。鳩山由紀夫幹事長は「最善の努力を果たす」と必死の形相。 山岡賢次国対委員長は報道陣から「(慰留を)断られた場合は」と聞かれ、沈黙した後、「それから考える」とだけ言い残し、車に乗り込んだ。 “小沢チルドレン”にも動揺が広がった。 山形選挙区の舟山康江参院議員は「驚くとともに残念」と率直に話した。「世間では(連立政権の打診を)持ち帰ったことが悪いとされているが、一国の総理が大きな決断で申
「大連立」に絡んで辞任表明した民主党の小沢一郎代表。「心の整理に時間がかかるので待って欲しい」。小沢氏は続投を求めた党幹部にそう話し、進退をめぐるドタバタは5日も続いた。「剛腕」「壊し屋」の政治スタイルは「まず私自身が変わらなければならない」と、封印していたはずだった。総選挙での政権交代をだれよりも主張していたはずだった。にもかかわらず、党の力量を批判し、唐突に“退場”しようとした。小沢氏の言動は不可解さを印象づけるばかりだ。かつて行動をともにした同志や元側近らの間でも、評価が分かれている。 「彼は独断で物事を決め、『おれのいうことが聞けないなら、おれが辞めるか、おまえが辞めるか』という性格だ。今回は一斉に反発を受けたから、立場をほうり出そうとしたのではないか」。 自民党旧竹下派出身で新生、新進両党でも行動を共にした民主党の渡部恒三衆院議員は、小沢氏の気質をこう解説する。 「独断専行、説明
ほとんどの大学の図書館は、一般の人が行こうとすると紹介状がいるなどと面倒なことをいうので使えない。そのため、専門的な勉強をしようとすると、一般人が使える図書館として国会図書館しかない場合が少なくない。 ・「著作権を楯にコピーもままならぬ国会図書館なんて!」(JanJan、2007-11-02) http://www.news.janjan.jp/culture/0711/0711010945/1.php そんなことはないだろう、と思って読んだ記事だが、すでに反論が出ている。 ・「国立大学の図書館なら…」(かたつむりは電子図書館の夢をみるか、2007-11-03) http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071103/1194111610 特にmyrmecoleonさんが「平成17年度学術情報基盤実態調査結果報告」に基づいて、 国立大では87校中83校、大学全体では
ITmedia オルタナティブ・ブログで、図書館で「NANA」を借りて読んだというエントリーがあった。 愛読書「NANA」 - 抱き込め!ユーザー、巻き込め!デベロッパー [ITmedia オルタナティブ・ブログ] http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2007/11/nana_f1e2.html 図書館で「NANA」を借りて読むなんて、と思ったのだけど、このエントリーを最後まで読んでみたら、結局15巻まで自分で買ったとのこと。 10月30日付のエントリ「図書館が購入すべき本は何か」で、図書館は辞書を買え、と言うようなことを書いたので、その流れから言うと「図書館が「NANA」を買うなら辞書を買え」と言うべきなんだろうけど、ちょっと考えてしまった。 まず、その図書館がどういう図書館で、どのような蔵書構成をしているのかも分からないというのがある。 すごく大きな
英会話学校最大手「NOVA」(大阪市)が会社更生法の適用を申請してから1週間が過ぎた。経営再建への見通しが立たないなか、30万人余りの受講生は不安な日々を過ごしている。海外取材で困らぬようにと、1年半前からレッスンを受けていた記者もその一人。通っていた教室は閉鎖され、計73万円のローンの半分と、テレビ電話機器が残った。泣き寝入りしないために受講生は今、何をすればいいのだろう。(大衡那美)(大衡記者のブログはこちらとこちら)連絡取れず NOVA破綻(はたん)のニュースを聞いた10月26日、通っていた江坂校(大阪府吹田市)に問い合わせようと電話をかけたが、つながらなかった。テレビ電話レッスン「お茶の間留学」の予約画面にも接続してみたが、会社更生法の適用申請した経緯を説明する画面が映し出されるだけだった。 2日後の28日、江坂校からはがきが届いた。「10月31日をもって営業を終了することとなりま
予定を大幅に遅れて始まった民主党の小沢一郎代表の記者会見を聞いて、足かけ20年にわたって続いた「小沢時代」が終わるときがいよいよきたとの予感がした。 平成の日本政治は、小沢一郎という政治家抜きには語れない。 平成元年、「政界のドン」こと金丸信氏の強い後押しで47歳の若さで自民党幹事長に就任して以来、相手は代わっても「小沢対反小沢」という形で日本政治のパワーゲームは展開していった。非自民政権樹立や衆院への小選挙区比例代表制導入、7月の参院選での民主党大勝利は彼なしでは考えられなかった。 自衛隊の海外派遣に関しても「原理原則をはっきりさせよ」という小沢氏の主張は、政府与党よりもよほど筋が通っている。8年前に自裁した評論家の江藤淳氏が生前、小沢氏を「構想力雲のごとき優れた政治家」と絶賛したことも肯ける。 だが、「壊し屋」との異名をとるように、彼の独断専行ぶりが、同志の反発をしばしば招いてきた。新
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政界に激震を走らせた大連立論は、民主党の小沢一郎代表の辞任表明に発展した。自民党との連立政権協議を開始しようと判断したものの民主党内の理解を得られず、混乱を招いたことへのけじめをつけるためだという。 衆院選を通じた政権獲得の先頭に立ってきた小沢氏が、一転して大連立に乗ろうとしたことで、党内には疑問や不満が広がり、求心力低下が予想された。これ以上、代表職にとどまるのは困難だと本人が判断したのであれば、やむを得ないことだろう。 問題は、重要政策をめぐる二大政党間の協議の道がこれで閉ざされてしまうかどうかだ。この事態を受け、民主党には与党との対決姿勢をさらに強めようとする流れが生じるだろう。 衆院選に向けて政策を競い合うことと、政策協議を進めることの両立は可能なはずだ。新体制づくりを契機にそれを考えてほしい。 小沢氏は辞任表明の記者会見で、大連立を検討した理由について、民主党の力量不足は否めず、
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