東北六魂祭のパレードで練り歩く青森ねぶたと秋田竿灯(後方)(17日午後、仙台市青葉区の定禅寺通で)=菅野靖撮影 東日本大震災からの復興を願い、東北6県の夏祭りを集めて仙台市で開催されていた「東北六魂祭」は17日、初日に中止された「青森ねぶた」「秋田竿燈」を含む全てのパレードを行い、閉幕した。 2日間で10万人の予想を上回る36万人が来場。初日の16日は来場者が通りにごった返し、安全が確保できないとして一部のパレードが中止されたため、2日目はコースの半分を観覧スペースに開放、警備員も1・5倍に増やした。 ねぶたの山車を引き回した青森市の公務員伊藤健司さん(37)は「6県で力を合わせ、復興へ向かいたい」と話していた。