世界最大の研究組織の1つであるマックス・プランク学術振興協会(ドイツ)は、オープンアクセス支持の表明として、エルゼビアとの購読契約を更新しないことを発表しました。契約は2018年12月31日で満了を迎え、その後、協会員はエルゼビア誌へのアクセスを失うことになります。 ドイツは、高額な購読料やオープンアクセス化を巡るエルゼビアとの交渉を、最前線に立って進めてきました。マックス・プランク学術振興協会は、Alliance of Science Organizationsが中心になって大手出版社との新たなライセンス契約の締結を目指して活動するコンソーシアム、「Project DEAL」の一員です。エルゼビアの編集者や編集委員を務めていた同協会の一部の研究者は、エルゼビアとのコンソーシアムの交渉が膠着状態だった2017年に、その職を辞しています。 マックス・プランク学術振興協会のマーティン・ストラッ
![Project DEALを支持するマックス・プランク学術振興協会が、エルゼビアとの購読契約を廃止](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d9589891f020ee1f4766a6eac3a6a5d0291f380d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.editage.jp%2Finsights%2Feditagejp%2Fproduction%2Fchalk.jpg)