山口県立山口図書館(山口市後河原)は今月から、障害などで本を読むことが難しい人を対象に、約21万点の図書や雑誌を読み上げた録音図書の貸し出しを始めた。大阪市のNPO法人全国視覚障害者情報提供施設協会が運営するインターネット上の「図書館」を活用する。 (ここまで 125文字/記事全文 397文字)
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明治中期の1894~96年に広島、島根両県の住民有志が計画した広島市と松江市を結ぶ「両山鉄道」の起業目論見書などが広島市安佐北区の民家で見つかった。JR芸備線の前身で私鉄の芸備鉄道が開業した1915年より約20年前の計画。その後の不況で実現できず「幻の鉄道」ともいわれる。専門家は「山陽と山陰を結ぶという壮大な発想の一つ。残存史料は知られておらず貴重」としている。 見つかったのは、創立願と仮定款、起業目論見書の計46ページ、発起人規約、同社創立事務所(東京)からのはがきなど。同じく「幻」で終わった山陰地方の大社鉄道と1896年に合併して発足した大社両山鉄道の株主名簿や合同契約書、98年に解散を決議した際の報告書もある。 両山鉄道は本社を広島市に置いた。1株50円で11万株を発行し、事業費は現在の約200億円に相当する550万円。創立願は農産物、砂鉄、木炭や木材の運搬費がかさみ、産業の発展を妨
1945年8月6日の原爆投下により壊滅した広島で、直後から救援に当たった陸軍船舶司令部の作戦命令書が現存していた。佐伯文郎司令官の命令を筆記し、9日正午に下達された第53号(34~36号は欠落)までの50通が確認できた。惨禍の状況や救援の動きが時間を追って浮かび上がる一級の史料だ。防衛省防衛研究所が保管している。 いずれも「極秘」の印が押され「船防作命」と記された文書の第1号は、この記述から始まる。 「本六日〇八一五(注・午前8時15分)敵機ノ爆撃ヲ受ケ各所ニ火災発生シ…」。続々と構内へ避難してきた「患者ヲ似島ニ護送スルト共ニ」「主力ヲ以(もっ)テ京橋川ヲ遡江(そこう)シ救難ニ任セシムヘシ」などと、午前8時50分に命令が出ていた。 司令部は爆心地から約4・6キロの現広島市南区宇品海岸にあり、甚大な打撃を免れた。広島城跡の中国軍管区司令部、各行政機関や医療施設が炎上する中、佐伯司令官=当時(
広島東洋カープは8日、野村謙二郎監督(48)が今季限りで退任すると発表した。レギュラーシーズン終了後に辞任の申し出を受け、球団が了承した。後任は未定。 野村監督は2010年に就任。若手の積極起用で年々成績を上げた。5年目の今季は終盤まで優勝争いを演じ、3位で2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。5年間の通算成績は322勝371敗27分け。
広島市の土砂災害はなぜ被害が拡大したのか。山崩れ発生のメカニズムの研究を専門にしている京都大の小杉賢一朗准教授(砂防学)が21日、共同通信ヘリで上空から、被害が特に大きかった安佐南区八木地区の現場を見た。同地区に続く山は急勾配の斜面が長く続くほか、砂防ダムの不足や弱い地質など「土石流が大きくなる要素が集積している」と分析した。 深刻な被害が明らかになって1日がたった八木地区。「かなり広範囲だ」。赤茶色に大きくえぐられたままの山肌を見て小杉准教授はつぶやいた。幾筋もある土砂が通った跡には、流れる水が白く目立った。 上空から土砂の跡を確認した小杉准教授は「山全体の1~2%ほど崩れており、規模として大きい」とした上で、「土石流を防ぐための砂防ダムが全体的に足りていない。住宅がすぐ麓にあるため土地がなかったり整備が進んでいなかったりしたのかもしれない」と指摘した。 今回被害が大きかった現場の地質は
流木や土砂が流れ込んで壊れた民家周辺で、行方不明者を捜す警察の捜索隊=21日午後1時40分、広島市安佐南区八木地区(撮影・天畠智則) 広島市安佐南区、安佐北区を局地的に襲った土砂災害で、広島県警、広島市は21日、39人が死亡し、行方不明者が51人に上ると発表した。これまで県警が発表していた行方不明7人からの大幅な修正で、死者・行方不明者は90人に達する恐れが出てきた。県内の土砂災害では最大級の被害で、被害はさらに広がる様相を見せている。 県警によると、死者39人のうち、これまでに31人の身元が判明。残る8人の身元の確認を急いでいる。県警と市はこの日、110番、119番や現地で収集した情報と擦り合わせ51人と発表した。この中に8人の何人かが含まれている可能性もある。 県警はこれまで行方不明者について「家族の110番など、確実に被災が確認できた人数」と判断し、7人と発表。「連絡が取れない」など
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