浜田市などは、11月13、14の両日に市内で開く「全国未成線サミットin浜田」の参加者を募っている。戦前戦後の2度にわたって着工されながら未完に終わった「広浜鉄道今福線」(同市)など、全国の鉄道遺産の活用策をテーマにしたパネルディスカッションなどがある。10月8日までに申し込む。
![未成線活用策、浜田で探ろう 「サミット」参加募集 | 中国新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ddbf19e290b5e0bb20541c00d75440a57ede7bf2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchugoku-np.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fsite%2Fdefault-icon.png%3Frb%3D202004221722)
1億5千万円の使途について「問題なかった」と説明する自民党の柴山幹事長代理(22日午後4時2分、撮影・浜岡学) 自民党は22日、2019年の参院選広島選挙区の大規模買収事件で公選法違反罪に問われ、一審で懲役3年の実刑判決を受けた元法相の河井克行被告(58)=控訴中=らの党支部に提供した1億5千万円について、地方議員や後援会員らへの買収には使われていなかったと発表した。 【自民党発表内容全文】(上)現執行部のうちにご報告する必要 【自民党発表内容全文】(下)政党助成金は機関紙及び政策チラシ作成 自民党の柴山昌彦幹事長代理が党本部で記者会見し、克行被告と妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=の連名の書面を公表。「河井氏の弁護人を通じてもらった。1億5千万円からは買収資金を出していないという報告と受け止めている」と説明した。 1億5千万円は、党本部が参院選公示前の19年4~6月にかけて克行被告と
政府が新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除基準として、新規感染者数よりも重症者数やワクチン接種状況を重視する指標づくりを検討していることについて、鳥取県の平井伸治知事は19日、「感染者数を抑えないと医療逼迫(ひっぱく)を防げない。危険な考え方だ」と批判した。 記者会見で平井知事は、医療提供体制が急激に逼迫した首都圏などの状況を念頭に「感染にブレーキをかけないと、いくら病床を用意しても足りなくなる。重症者数は後から追いかけてくる」と指摘。「入り口」となる感染者数が軽視されることに懸念を示した。 感染抑制策として「保健所の機能を強化し、感染の連鎖を断ち切るのが有効」と改めて強調。「それが間に合わなければ、接触の機会を減らすことを考えなければならない」として、感染が急拡大する都市部では、大規模店舗や教育施設の閉鎖など「ロックダウンに近い手法を総動員するべきだ」と述べた。 広島県の湯崎英彦知事も
広島大大学院の伊藤隆太特任助教(国際政治学)がツイッターで「道徳的に劣っている中国人をまともに相手にする必要はない」などと差別的な投稿をしていたことが10日、分かった。差別問題に取り組む学生団体は広島大などに対し、伊藤氏の解雇を求める署名活動を始めた。 伊藤氏は投稿を削除した上で同日、中国新聞の取材に「配慮が足りなかったことについて真摯(しんし)に反省している。傷つけられた方々には心からおわびしたい」と謝罪した。 投稿は7月30日に書き込まれた。「心の中で冷たく軽蔑して後はドライに無視すればよい。やられたからと言って報復するのは(中略)、同じ低いレベルに落ちるということなのでやめよう」などと記述。東京五輪での日本人選手の判定を巡り、中国の会員制交流サイト(SNS)で不満が噴出したことを報じる記事に関連し、投稿された。 学生団体「Moving Beyond Hate」は、伊藤氏はこれまでも人
JR芸備線の上下線の列車が備後落合駅に到着すると、多くの乗降客でごった返した(24日午後2時26分、庄原市) 22日からの4連休にJR芸備線の利用客が急増し、混雑している。JR西日本が庄原市内など一部区間について、今後の運行の在り方を検討するよう沿線自治体に求め、鉄道ファンの間で「廃線」への危機感が高まったためとみられる。 「多くのお客さまが利用するため、列車にご乗車できない恐れがあります」。24日、東城駅ではこんなアナウンスが流れた。備後落合駅でも芸備線と木次線に乗り換えるため、乗客がごった返した。JR西日本岡山支社によると、連休初日の22日には、午後1時2分新見発備後落合行きの普通列車が新見駅で満員になり、同駅で複数人の積み残しが発生したという。 ▽座席に座れないほど…
人気シリーズ「ズッコケ三人組」で知られる児童文学作家の那須正幹(なす・まさもと)氏=防府市=が22日、死去した。79歳。広島市西区生まれ。 遺族によると、16日に自宅で倒れ救急搬送された。 代表作「ズッコケ三人組」シリーズは1976年、小学生向けの学習雑誌で連載を始めた。全61巻、累計2500万部は戦後の日本児童文学最大のベストセラーとなった。 3歳の時に、同市庚午北町(現西区己斐本町)の自宅で被爆。原爆や戦争をテーマにした作品も多く手掛け、子どもたちに平和の尊さを伝え続けた。 <写真集>那須正幹さん 【生きて 児童文学作家 那須正幹さん】 【関連記事】 【筆に託して 戦争体験と表現】<1>児童文学作家・那須正幹さん(77)=防府市 【2014平和のかたち~ヒロシマから】児童文学作家 那須正幹さん
庄原市は16日夜、市民、観光関係者、学識経験者たちとつくる「芸備線の存続に関する協議会」の本年度の初会合を市内で開いた。JR西日本が6月、同市と新見市を結ぶ区間の運行の在り方を巡る話し合いを沿線自治体に求めて以降、地域には将来の「廃止」への懸念が広がっている。JR西との今後の協議に生かすため、住民を巻き込んだ利用促進策を話し合った。 【乗車ルポ】崖っぷち、芸備線の明日は 備後庄原駅(中本町)の交通交流施設であった。委員長を務める米子工業高専(米子市)の加藤博和教授をはじめ、住民組織代表、高校PTA会長たち14人が参加した。市市民生活課の毛利久子課長が、JR西の市への申し入れの経緯を報告。「JRは『日常生活の中で芸備線が必要とされているのか』と地域に投げ掛けている」と述べ、「(利用促進策は)広域と日常の両輪で進める必要がある」と説明した。
原爆慰霊碑に献花するIOCのバッハ会長(右)=16日午後1時31分、広島市中区の平和記念公園(撮影・高橋洋史) 東京五輪に合わせて来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が16日午後、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。被爆者と対面し、「東京五輪、パラリンピックがより平和な未来への希望の光になると確信している。五輪を通じて世界平和に貢献したい」とのメッセージを発した。核兵器の廃絶には触れなかった。 【画像】周辺では五輪反対デモ 新型コロナウイルス禍での五輪開催に賛否両論がある上、緊急事態宣言中の東京都との往来自粛を広島県が呼び掛ける中、歓迎一色にならない異例の被爆地訪問となった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長も同行した。 バッハ会長は平和記念公園に到着し、広島県の湯崎英彦知事、広島市の小池信之副市長の先導で慰霊碑に献花した。原爆資料館では被爆
気象庁は7日午前5時45分ごろ、島根県に記録的短時間大雨情報を発表した。松江市付近で午前5時40分までの1時間雨量(レーダー解析)が約100ミリに達した。松江市は同日午前6時50分に同市八雲町日吉地区に意宇川が氾濫する恐れがあるとして、警戒レベル5の緊急安全確保を発表した。 梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響。島根県東部で線状降水帯による非常に激しい雨が確認されており、土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっている。松江市には、市内の数カ所でのり面が崩れているとの情報が寄せられているという。 松江市は午前5時45分ごろ、市中心部を流れる大橋川南側の橋南地区の3万4173世帯、7万1490人に警戒レベル4の避難指示を出した。6時以降、出雲市が一部地域の4万2463世帯、11万352人、雲南市が大東町と加茂町の3814世帯、1万792人、安来市が全域の1万4351世帯、3万
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が、全国のボランティア希望者に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を東京都庁で受けるよう求めている。地方から感染者の多い都心への移動を求める上、交通費の支給もないという。メディカルスタッフに登録する広島市中区の40代鍼灸(しんきゅう)マッサージ師男性は「リスクを負って、自費で上京しろというのか」と困惑の声を上げる。 組織委が確保するボランティアは約7万人。6月末に1回目、大会までに2回目のワクチン接種を受けてもらう考えという。男性が11日、組織委へメールで接種の詳細を問い合わせたところ「会場は東京都庁。交通費は出ない」との返事だった。 組織委からは、接種は強制ではなく、未接種でも活動できるとの説明も受けたという。だが、男性は選手たちとの接触が避けられないメディカルスタッフ。21日から全国で「職場接種」が始まるが、自営業のため見通しが立たない。 何とか
江田島市学びの館(同市江田島町)が所蔵する史料「久枝(ひさえだ)家文書」の中に、日本に野球やサッカーが伝わって間もない明治中期、江田島にあった海軍兵学校で両競技が公開でプレーされたことを記した小冊子が見つかった。ルールが詳しく解説され、まだ一般になじみのないさまが浮かぶ。西洋スポーツの受容史を補強し、広島とのゆかりを証す資料として専門家たちも注目している。 冊子は、1890(明治23)年12月19日付の「四号生徒及第証書授与式次第書 海軍兵学校」。江田島で長く庄屋を務めた久枝家から市に寄贈された文書の中にあった。元呉市史編纂(へんさん)室長の千田武志・広島国際大客員教授が、本年度内に刊行を予定する「呉市史資料編 海軍I」に収録するため、文書を整理する中で見つけた。 ほぼA6判大の袋とじ和装本で、印字面は15ページ。元江田島市文化財保護委員長の宇根川進さんは「当時の兵学校の最下級生が『四号生
廃止になった旧JR三江線の線路や駅ホームで、結婚式の前撮りを―。島根県川本町観光協会が、石見川本駅(同町)の跡地活用につなげようと、今夏に式を予定する江津市の新婚カップルの要望を受けて、初めて実現させた。本来立ち入れない線路も歩ける撮影スポットとして、利用をPRする。 昨年12月に結婚したJR西日本の運転士持田考基さん(26)と、公務員の光さん(25)が20日に撮影。考基さんは制服、光さんはドレスを着て、線路上を歩いたり見つめ合ったりしながら写真に収めた。ホームや改札口、待合室でも撮り、バラの花で飾った「レールバイク」にも乗った。 光さんが今年8月の結婚式を前に、考基さんの仕事に関係する場所での写真を希望。駅で撮影できると知り、同協会に申し込んだ。考基さんは「普段レールの上を歩けないので貴重な体験ができた」。光さんは「自然豊かですてきな場所だった。夫の制服姿も見られて満足」と喜んだ。 同協
広島県が、広島市南区の最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」のうち所有する全3棟を耐震化する方針を固めたことが15日、分かった。概算工事費は1棟当たり5億8千万円で、実現すれば内部を見学できるようになる。安全対策の原案で「2棟解体、1棟の外観保存」としてきた従来の方針を転換させ、3棟保存へ踏み出す形となる。 複数の関係者によると、県は、6月に開会予定の県議会定例会に提出する2021年度一般会計補正予算案に、実施設計費の計上を目指す。「2棟解体、1棟の外観保存」を支持してきた県議会最大会派の自民議連(33人)では、全3棟の耐震化の容認論が広がっている。 県は3棟保存を正式に決めていないが、有識者から国の重要文化財(重文)級の価値があると指摘されており、解体はできないとみている。一方で老朽化しているため周辺への影響を鑑みて、将来の利活用に支障がない内部見学案を基に安全対策をすると判断し
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