生活安全課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷 県警関係者が明かす。 「4月に東野教授からの刑事告訴(侮辱罪)を受理し捜査を行ったところ、県内の警察署で生活安全課長をつとめていた40代のA警部が、Xの自らのアカウントから東野教授への誹謗中傷を行ったことを認めました」 東野教授は、ウクライナ戦争の解説でメディア出演をつづける国際政治学者だ。 一方、A警部が所属していた生活安全課といえば、ネット上のトラブルにも対応する部署だが、よりによって元課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷していたのだ。
![〈見た目バケモノ〉〈ヒステリーババア〉茨城県警幹部が筑波大・東野篤子教授への侮辱罪で家宅捜索されていた! | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44fa3c11385015c4bad91edc07e88d1067f46943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fe%2F1200wm%2Fimg_1e819d2ed2063dfa14e88d50fc6d6afa229767.jpg)
〈見た目からしてバケモノかよ〉〈ヒステリーババア〉 国際政治学者に対して、こんな誹謗中傷をX上で繰り返していた男が、5月上旬に茨城県警の家宅捜索を受けていた。ところが、この男の正体は、なんと県警の…
「これから蓮舫さんは、政策発表をして、夢を語るようになるんでしょうけども、蓮舫さんの魅力は、きょうの会見でもよく表れているんですが、攻撃性なんですね。攻撃性に対して、東京都民がどう判断するか。ちょっと引いちゃう人もいるかもしれないですね」 これは読売テレビ特別編集委員の高岡達之氏による「批判票だけで、蓮舫さんは勝ち目があるんでしょうか?」との質問に対する答えだ。 蓮舫氏の「攻撃性」とは、会見で述べた「裏金事件、『政治とカネ』の自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする」という言葉を指す。つまり田崎氏らの言葉には「都知事選なのに自民党の批判ばかりでいいのか?」という意味も含まれている。 別の番組ではタレントの真鍋かをり氏が『蓮舫氏による都知事選での自民党批判に「ウンザリ」発言連発』(中日スポーツ6月2日)。 小池劇場を忘れちゃったの? これらのコメンテーターの言葉を聞き、人間とは忘れや
今度の都知事選、現職の小池百合子氏が出馬するなら3期目を狙う立場になる。 ではこれまでの小池都政のレガシーとは何だろう? 本人は6月7日の会見で、 《2期目のレガシー(遺産)は何かと問われ、18歳以下の都民に月5000円を給付する事業「018サポート」や高校授業料の実質無償化について所得制限を設けなかったことを挙げ、「これらの所得制限を外すことは私のレガシーの一つだ」と述べた。》(毎日新聞6月8日) 小池都政の「負の遺産」 一方で、明治神宮外苑の再開発が「負の遺産」ではないかという質問に対しては「認識の差だと思う」と答えた。これらの質問は「報道特集」(TBS系)の日下部正樹キャスターが質問したものだ(8日の放送で流していた)。質問はまだあった。小池知事が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、なぜ追悼文を送らないのか? である。追悼文は就任翌年の2017年から7年連続で送っていない。 私はこれ
私たちはなぜニュースを見るのだろう。読むのだろう。 自分のことを言うと、新聞を14紙購読しているが、きっかけは噂やゴシップの真相を知りたくて情報を読み比べていたら今に至った。野次馬だと自覚している。では周囲はどうなのだろう。TBSラジオの番組『東京ポッド許可局』で共演しているマキタスポーツ、サンキュータツオに聞いてみた(3月16日放送分)。 マキタさんは「世の中の動きを知ることで“より生きている”感じを確認するため」と教えてくれた。タツオは「好奇心からニュースに興味を持ったが、そのうち情報を摂取することで怒りを感じるようになった」という。就職氷河期世代のタツオはニュースを見ても生活が良くなる実感がなくて孤立感があったという。「徐々にニュースを知らないほうが安寧に過ごせるのでは?」と思うようになり、一人の力では何も変わらないという無力感しかなかったと。 ニュースを見る理由 ただ、「こんなに頑
現場で感じたこと 街頭演説はいろいろな候補者の考えを聞けるだけでなく、チャンスがあれば候補者に話しかけて質問もできる。同じ質問をすることで候補者の考えの違いや、答え方で人柄も知れたりする。とても自由な雰囲気がいい。さらにこのときの小池都知事は「文藝春秋」(5月号)で元側近から学歴詐称疑惑を報じられたばかりだった。小池氏が応援演説で聴衆の前でどう振る舞い、聴衆はどう反応するのか? ぜひ確認したかったのだ。 現場にいたプチ鹿島さん(右)とダースレイダーさん(プチ鹿島さん提供) しかし、つばさの党がそのすぐ横や目の前で大音量で罵倒していた。自分達も立候補しているので「演説」と主張しているのだろうが、こうした行為のために多くの陣営は街頭演説の日程を公表しなくなった。いろんな候補を見にいくことは難しくなり、つまりは民主主義の危機だと深刻に感じた。 一方で選挙戦最終日の街頭演説に行くと警察官がたくさん
名前や形を変えながらも、確実に支持を広げて15年目を迎えたJRの「お子さま連れ車両」。 その人気の理由を、JR東海営業本部の冨永久子氏に聞いた。冨永氏は昨年から「お子さま連れ専用車両」を担当している。 東海旅客鉄道株式会社営業本部 需要創出グループ 冨永久子氏 「苦情が多かったわけではないですが、親としては萎縮しますよね」 「お客様アンケートを拝見しますと、やっぱり長時間移動するときに、お子さま連れ車両のおかげで移動自体にストレスがかからなくて、安心するというお声をたくさん頂いています。気兼ねなく乗れて嬉しいですという声が一番多いですね。お子さんがすごく騒いでしまわないか、他の人に迷惑をかけないかと、ずっと気にして乗っているそうです。 子どもがうるさいという苦情が多かったわけではないようですが、親としては萎縮しますよね。だから新幹線の旅を遠慮してしまう。そんな保護者が多かったと思います。フ
240分にわたってインタビューに応じた森元首相 🄫時事通信社 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰なんだ」 岸田首相は、これまでマスコミ各社の取材などに対し、森元首相には、裏金作りへの関与について、直接尋ねたと説明してきた。 しかし今回、森功氏が、「(岸田首相から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか」と確認すると、森元首相は「はい」と認め、上記のように詳しい内容に踏み込んだやり取りはなかったと答えた。 岸田首相としては気遣ったつもりかもしれないが、調べる立場の自民党総裁として事実関係をきっちり問いただすべきだろう。森元首相は次のように補足した。 「ただ岸田総理も、私の関与がなかったことについては、だいたい分かっているんです。電話があったのは訪米前が初めてではありません。私に聞けと野党が騒ぎ始める前から、総理
しかし、予想に反して多くの読者が目に留めてくれて、好意的な反響を寄せてくれた。 その声に後押しされて、その後も断続的に貨物列車に乗ったり、貨物駅を訪ねたりしてルポを書いてきた。そしてこのたび、これまでの記事に書下ろしのルポを加えた本『貨物列車で行こう!』が文藝春秋から発売されることになった。 これはめでたい。大いにめでたい。 ふたたび貨物列車に乗る! たまには目先を変えて「連絡会社線」の列車に乗ってみる 貨物列車をテーマにしたマニア向けの本はこれまでにもあったが、「貨物列車の紀行文」をまとめた本はおそらく初めてだと思う。そんなものを書けるとも思っていなかっただけに、それが本になるというのだからありがたい。 そこで告知記事を書くことになったのだが、本の紹介だけでは面白くない。どうせなら、この本の核である「貨物列車添乗取材」を新たに敢行し、その記事の末尾にそっと慎ましやかに新刊の宣伝をしようと
79年前の今日3月10日、アメリカ軍の空襲により、東京の下町が壊滅的な被害を受けた。犠牲者は10万人、被災者は100万人にのぼると言われている。これが世にいう「東京大空襲」だ。 近年、地上波で「東京大空襲」について放送する番組が激減している。戦争の悲惨な記憶を風化させないためにも、メディアは史実や証言を伝え続ける必要があるのではないだろうか。ここでは、戦争や戦後史にまつわる記事を執筆しているノンフィクション作家・フリート横田氏が、東京大空襲の被災者・藤間宏夫氏(85歳、取材当時)に取材した記事を改めて公開する。 ◆◆◆ 3月の強い風にあおられ、燃え広がった焼夷弾 昭和20(1945)年3月10日未明、東京下町一帯には、木造家屋を焼き尽くすために特別に作られた特殊弾が1665トンも撒かれた。民家の屋根に触れるほど低空で飛ぶ約300機の巨大爆撃機から落とされる焼夷弾と呼ばれたその弾のひとつひと
今年4月から日本テレビ系列で放送予定だったドラマ「たーたん」の制作が中止になった。 原作は、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の西炯子さんによる同名コミック。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。 原作の「たーたん」は未完作品 「小学館×日テレ」の“再タッグ”に異論が噴出していた しかし、昨年10月から同じく日テレ系列で放送されたドラマ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の訃報が1月29日に伝えられると、「たーたん」の制作は迷走。「原作・小学館×ドラマ・日テレ」という“再タッグ”に加え、「セクシー田中さん」
2023年8月、宇都宮市に路面電車が新規開業した。会社名は「宇都宮ライトレール」、愛称は「ライトライン」だ。これは都市交通分野では革命的なことだ。なにしろ、道路に新規で軌道を建設した路線は、1948年の富山県高岡市以来75年ぶりだからだ。愛称のライトは、雷が多い宇都宮市の愛称「雷都」をかけている。 宇都宮ライトラインの車両「HU300形」 写真は筆者撮影 かつて都市交通の主役だった路面電車は、自動車交通の妨げとされ、地下鉄やバス路線に取って代わるなどで衰退の一途だった。潮目が変わったのは1997年に導入された超低床連結車両の登場だ。乗降しやすくバリアフリーに配慮され、2両以上連結しているためバスより定員が多い。ヨーロッパの路面電車にならって熊本、岡山、広島などで超低床車両が走り出した。 これ以降、「ライトレール(LRT)」はかなり知名度を上げている。「デザインが斬新でヨーロッパの街にいそう
杉山 会社名は「宇都宮ライトレール」ですが、愛称は「ライトライン」に統一されたそうですね。既存の路面電車があったわけではなく、全くの新規開業であることも話題になりました。ライトラインはどんな経緯で誕生したのでしょうか。 宮崎 宇都宮市は北関東、栃木県、関東平野の中心部で、移動手段は自動車交通がほとんどです。モータリゼーションが普及すれば、道路ネットワークの構築が喫緊の課題になってきます。もともと宇都宮市はクルマで生活するにはかなり便利なんです。 ライトラインの構想図(宇都宮市の資料を参考に地理院地図を加工) 杉山 JR宇都宮駅が中心部にあって、郊外部にぐるっと環状線ができていますね。 宮崎 外側に大きな環状線が1つあって、実はその内側にも2つ、環状でぐるっと回れるような道路があります。JR宇都宮駅の南北にアンダーパスがあって、大きな環状線の方は鉄道を越える立体交差です。これらの環状道路と1
佐々木の脱退についてロッテ球団に尋ねると、「自分の判断で決めたと聞いています」と回答があった。 佐々木のメジャー挑戦に対して選手会からは怒りの声 昨年12月、ポスティング制度による今オフのメジャー挑戦を希望していると報じられた佐々木。制度の申請期限を過ぎたため、今オフの渡米の可能性は限りなく低くなったが、 「佐々木はその後も、2024年オフの移籍を容認するよう球団に求めた。しかし、吉井理人監督が『球団に対してもうちょっと恩返ししてからじゃないと』と言うように、球団側は『時期尚早』との考え。そのため交渉が長期化しているのです」(スポーツ紙記者) だが、佐々木のポスティング制度を使ったメジャー挑戦に対し、選手会からは異論が出ているという。 「選手会会長の広島・會澤翼さんは『名前も聞きたくない』と怒っています」(前出・関係者) 契約更改が越年中の佐々木 ©文藝春秋 なぜ選手会からは怒りの声があが
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