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ブックマーク / clis-matz.blogspot.com (18)

  • clis-matz 雑記: 壁を打ち壊す

    9月16日(水)午後、国会では首班指名が行われている頃、隣の国立国会図書館では電子資料課(柳与志夫課長)主催の「音楽情報・資料の収集・保存と活用に関する懇談会」が開催されていました。参加者は50音順に東京文化財研究所音声・映像記録室長の飯島さん、愛知淑徳大学の伊藤准教授、文化庁芸術文化課の小倉調査官、JASRACの小原常務理事、東京学芸大学の久保田教授、東京文化財研究所無形文化財研究室の高桑室長、日レコード協会情報・技術部の丹野課長補佐、国立音楽大学附属図書館の松浦主任司書、国立劇場調査養成部OBの山川氏、日近代音楽館の林主任司書、そして私の11名。電子資料課のスタッフも数名出席していました。 ニッセイ基礎研究所の提出した「2006年度文化庁委嘱調査最終報告書」を受けて、文化庁が打った次の手は、2002年から(財)日伝統文化振興財団(藤草理事長)が働きかけていたSPレコードのデジタ

  • clis-matz 雑記: すべて閉館

    セブン&アイ ホールディングスのイトーヨーカドーに開設されていた「子ども図書館」は9月23日をもってすべて閉鎖されることになったとのことです!! 9月17日のブログで紹介したイトーヨーカドー「子ども図書館」の閉館は、秋田、大宮に限らず全国8店舗の全てが閉館されることになったことを、新聞記事で知りました。トホホ、迂闊でした。写真で紹介した浜松宮竹店も、1978年一番初めに開館した沼津店も、9月23日をもってすべて閉館なんだそうです。残念です。 いつも乗降に使う西武線東村山駅は新宿線、国分寺線、西武園線の乗換駅で、東口から100m程の所には駐車場完備のイトーヨーカドーがあります。新宿側の隣駅、久米川には西友、埼玉側の隣駅、所沢にはSEIBUワルツ、西友、ダイエー、鮮市があります。ここ2,3年の間にヨーカドーの半径1km以内には2007年3月に「いなげや東村山店」、2009年7月「オザムラーレ

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/09/29
    “企業活動で担われていた「子ども図書館」の閉鎖による影響を、自治体の図書館はどう受け止めるのか?”
  • clis-matz 雑記: 平島先生

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/08/27
    知らなかったorz
  • clis-matz 雑記: パスファインダー

    M大学の司書講習の第2クール「専門資料論」が終わりちょっとだけホッとしているところです。 「専門資料論」ではレクチャーと連動させてパスファインダーを作成してもらいました。100名超の講習生を50音順で28のグループに分け、予め用意した42のテーマの中から阿弥陀籤で選んでもらいました。雛型(泥縄式サンプル)は用意しましたが、誰もがパスファインダーの作成は初めてで、まさに体当たりのグループワークでした。 パスファインダー作成に使った授業コマ数は5コマ。3コマを情報や資料の検索に、続く2コマを図書館での資料調査とレポート作成に充てました。 昨日、グループ・レポートと最終日に書いてもらった個人レポートが宅急便で手元に届きました。なかなかの力作揃いでした。 およそ半世紀も前にマサチュセッツ工科大学図書館で始められたといわれるパスファインダーを日で広める役割を担ったのは北海道の高等学校の図書室の先生

  • clis-matz 雑記: 終焉

    近代音楽館から次のような書面が届きました。 「拝呈 盛夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素より格別の御支援御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 扨、日近代音楽館は1987年創立以来、20年余にわたり、我国の近代・現代音楽資料の蒐集保存、公開、調査研究に当たる唯一の専門資料館として、着実な歩みを進めて参りました。旧遠山音楽図書館の蔵書を引き継いで開設された当初と比べますと、蔵書、資料は質量ともに飛躍的に増大し、作曲家コレクションを中心とする記念文庫120、蔵書資料総数50万を擁し、日々多くの利用者を迎えるようになりました。我国の近代・現代音楽への関心と研究の振興に寄与してきたものと自負するとともに、これもまた偏に皆々様の御支援の賜物と感謝致しております。 しかしながら、なにぶんにも財団の規模は小さく、将来にわたって貴重な資料を維持管理し、各方面からの期待に十全に応える

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/08/11
    日本近代音楽館閉館の辞.
  • clis-matz 雑記: 近代音楽館

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/08/05
    “公益法人とは言っても、その多くを遠山一行先生に寄りかかっていたことは事実です。徳川頼貞さんの南葵音楽文庫もそうですが、我が国の音楽図書館は、国ではなく、私人によって発展継承されてきた歴史があります”
  • clis-matz 雑記: 日本國見在書目録

    図書館法の一部改正に伴う省令科目の改訂の際に,一度は消えかけた「図書及び図書館史」が辛うじて残されたことは喜ばしいことです。司書を目指す人が情報の歴史を学ばないなんて考えられないからねぇ、 我が国初の「目録」として必ずタイトルが挙げられる「日國見在書目録」(889~896 藤原佐世撰)を実際に見たことのある人はそれほど多くは無いのではないかと思います。日古典籍総合目録」で調べると、国会図書館、東京国立博物館、国立公文書館などいくつかの図書館に写が現存していることがわかります。正直なところボクも実物を見たことがありませんでした。「日國見在書目録」は貞観17(877)年正月28日に冷然院の火事で多くの資料が灰燼に帰したことを憂い、朝廷が藤原佐世に、当時我が国に現存した資料の所蔵目録の編纂を命じたことから成立した目録ということです。このことについては、狩野直喜「日國見在書目録に就いて」

  • clis-matz 雑記: ビブリオテーキ

    福澤諭吉の「西洋事情 初編」に図書館について記述した部分がある。 ちょっと引用してみると「西洋諸国の都府には文庫あり『ビブリオテーキ』と云う。日用の書籍図画等より古書珍書に至るまで、万国の書皆備り、衆人来りて随意に之を読むべし。但し毎日庫内にて読むのみにて家に持帰ることを許さず、竜動(London)の文庫には書籍80万巻あり、彼得堡(Petersburg)(魯西亜の首府)の文庫には90万巻、巴里斯(Paris)の文庫には150万巻あり。仏人云う、巴里斯文庫の書を一列に並るときは長さ7里なるべしと」 福澤は万延元年(1860)に日米通商条約批准交換の際の使節警護と遠洋航海訓練を兼ねた咸臨丸(船長は勝海舟)の軍艦奉行木村摂津守喜毅の従僕として乗り込みアメリカに渡ったことを手始めに、文久2年(1862)の遣欧使節団に通訳として随従し、さらに慶應3年(1867)にも幕府の軍艦受取委員の随員として再

  • clis-matz 雑記: ウラシマタロウ

    明治中期に長谷川武次郎によって刊行された「ちりめん」のことはご存知ですか? 長谷川武次郎によって興された弘文社からは日の昔話を外国語に翻訳し、日人の絵師によって描かれた挿絵を縮緬状に特殊な加工を施した紙に印刷したCrepe Paper Bookともいわれた小型ののことで、来日した外国人の格好な日土産として人気を博したと言われています。 その中の一冊にThe fisher-boy, Urashimaがあります。Basil H. Chamberlainが訳し、小林永濯が挿絵を描いたと奥付には書かれています。刊行は明治19年。 浦島太郎の物語は奈良絵にもあるくらい日人にとって馴染みの深い物語ですが、この話がちりめんとともにヨーロッパにも伝わっていきました。 20年以上も前のことですが、「暮らしの手帖」に面白いエピソードが載っていました。 それは、ある人がロンドンの古屋に店先で偶

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/07/02
    昔々,図書館に行き自分のことを知る伝説の男がいた.
  • clis-matz 雑記: 地域連携

    NHK-TVのニュースで高齢化する高島平団地と団地近くにキャンパスのある大東文化大学との地域連携が紹介されていました。これは以前にもニュースに取り上げられてことがありましたが、今回はその時よりも詳しく紹介されていました。 1972年に入居が開始された高島平団地は、それから37年も経って住民の高齢化が進んでいるとのことです。それはそうだろう。1972年に働き盛りの40代で家族とともに入居した人たちの年齢は70代になっているだろうし、団地の間取りは狭いから、子どもたちが大きくなって結婚でもすれば2世代同居など、したくてもできないだろう。その為、住民の高齢化は進み、空室や商店の空店が目立ち、建物の老朽化も進んでいる。 札幌通勤をしていた頃、所沢と羽田を結ぶ高速バスの行き帰りに、高速道路を挟んで対峙している高島平団地と大東文化大学板橋キャンパスの建物を移動するバスの中からなんということもなく眺めて

  • clis-matz 雑記: 意見募集

  • clis-matz 雑記: Learning Commons (2)

    左足を庇って歩いているから右膝が痛くなった。 松葉杖が、子ども頃、近所に住んでいたイーチャンという年上の男の子を思い出す引き鉄となった。イーチャンは右膝が何かの理由で曲がっていて松葉杖を使っているんだけど、まがった膝を松葉杖の三角の隙間に入れて、三角ベースでも缶蹴りでもなんでも普通にやっていた。タンタタ~ン、タンタタ~ンというリズムで走るスピードも結構速かった。 さて、ラーニング・コモンズは主として学部学生の学習効率を上げるために支援する「サービス」として立ち上がった訳で、決して単なるパソコンを自由に使いなさい、という「施設」でない。 この背景にあるものとして、1999年から2003年まで行われたPew Grant ProjectによるProgram in Course Redesign (PCR)の研究成果とも無縁ではないだろうと思う。PCRは学部における教育プログラムにコンピュータを効

  • clis-matz 雑記: Learning Commons

  • clis-matz 雑記: 信時潔作品集成

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/12/13
    これは驚いた.壮挙に拍手を.
  • clis-matz 雑記: 遠いけど近い

  • clis-matz 雑記: 図書館法改正

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/08/28
    単位増により,四大はともかく,短大の司書養成課程は維持できなくなるところが出て来るかもしれません.
  • clis-matz 雑記: 政府、自治体からの納本は半分以下

  • clis-matz 雑記: 小川昂先生逝く

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/04/20
    日本のクラシック音楽の普及を考える際に,大きな業績(記録)を残された方である.
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