日常生活の映像をもとに、幕末から現在までの約160年をたどり、 わたしたちのかけがえのない生を読み解く―― 新潟で町や村の機関・組織・個人と連携、協力し、生活のなかにある映像を新たに発見・発掘、 調査してきた著者、15年の研究の集大成。 日常における映像を、自ら新潟大学「にいがた地域映像アーカイブデータベース」として構築。 デジタルアーカイブによって幕末から現在までの歴史をたどり、 成功者や勝者、あるいは敗者の物語ではない、消し去られてきたわたしたちの歴史を読み解く、 地域とメディアが織りなすダイナミックな社会と文化の過程を明らかにする嚆矢となる一冊。 ★試し読みでは、目次と「はじめに」、「第12章 風景と記憶を記録する-石山与五栄門と公民館」を お読みいただけます。是非ご覧ください。 ----------------------------------------------------
アイルランド系、デンマーク系、ロシア系ドイツ人、華人、ヒスパニック等、移民集団の移動の歴史、 空間的広がりはどのように折り重なってアメリカの基層文化を形作ってきたのか。アメリカ地誌を、 各移民集団の多様な文化の残存、移民博物館、移民文化の観光資源化に焦点を当て、 グローバルな地理学的な枠組みにおいて、読み解きなおす試み。 【執筆者】 矢ケ﨑典隆、大石太郎、根田克彦、髙橋昂輝、山根 拓、石井久生、加賀美雅弘、山下清海、浦部浩之 第1章 世界の博物館アメリカ―視点と方法― 矢ケ﨑典隆 1 アメリカ合衆国の表層と基層 2 移民の出身地と類型 3 分裂しない多民族国家 4 移民博物館と無形移民博物館 第2章 移民博物館が描くアメリカ地誌 矢ケ﨑典隆 1 文化地域と移民博物館 2 移民博物館の類型と分布 3 移民文化の観光資源化 4 世界の出来事の記憶 コラム1 カリフォルニアのリトルデンマーク
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