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ブックマーク / bn2islander.hatenablog.com (8)

  • ダウンロード違法化の真犯人 - memorandum

    文化庁よりの立場から、id:copyright氏のエントリーについて考えてみた。 社会正義に反しない行為が「違法」とされた - Copy & Copyright Diary 社会正義に反しない行為を、「違法だ」としてしまうことの、その重大さをどれだけ認識しているのだろうか? 私も同意である。そして、文化庁も同様に思っているのではないだろうか。「個人のダウンロードは社会正義には反しない。だからこそ、改正著作権法では、個人のダウンロード行為に関して罰則を設けなかったのではないだろうか。 個々のユーザーがパソコンなどで複製すること自体が社会正義に反するというよりも、さまざまな方がファイル交換ソフトやインターネットを使ってダウンロードすると、総体として正規配信に悪影響を与えているということ。そうした観点から、今回の改正では個人を罰則により罰するのは不要ということ。 ニュース - ダウンロード違法化

    ダウンロード違法化の真犯人 - memorandum
  • 松村元課長の功績についてそろそろ言っておくか - memorandum

    薬害エイズで刑事責任が確定した厚生労働省の松村元血液製剤課課長。マスコミからも裁判所からも、そして世論からも総バッシングを受けており、悪人扱いされている。 その松村元課長、実は薬害エイズ問題について多大な功績を残しているのだが、誰もその功績については触れない。あまりにも気の毒だが、どうせ誰もこんな事を気にしないと思うので、私が述べることにする。地裁判決文から引用。 被告人の生物製剤課長着任当時、既に製薬会社による臨床試験が進行中であった。生物製剤課では、昭和60年1月ころ、担当課長補佐がその進行状況を聴取し、進行の早い会社において、同年4月初めに承認申請を予定していることなどの情報を得ていた。 昭和60年3月下旬、前記4.3の帝京大学病院におけるエイズ患者の発生等の新聞報道により、血友病患者のエイズ問題に大きな社会的関心が寄せられたことから、生物製剤課では、それからまもなく、製薬会社による

    松村元課長の功績についてそろそろ言っておくか - memorandum
  • 割りばし訴訟 - memorandum

    判決自体は妥当だと思う。遺族やメディアの見解を知りたいなと思って各紙を一通り読んでみたけど、MSN産経が一番ひどいかな。反面、読売新聞の記事は淡々と事実を書いているような印象を覚える。 「どうして息子が死んだのか、ただ知りたいだけ」。事故から約9年。そんな遺族の願いはまたも閉ざされた。 「過失さえ認められず非常に残念。これまでの積み重ねを無視する判決で納得できない」。判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した隼三ちゃんの父、正雄さん(56)は悔しさをにじませた。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080212/trl0802121813019-n1.htm 遺族に対して厳しい言葉を投げる事になるが、「どうして息子が死んだのか、ただ知りたい」事が目的で、遺族は訴訟を起こしたのだろう。そして、訴訟の場で「病院に過失がない事」が明らかになった訳

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/03/06
    同感.
  • ダウンロード違法化とフェアユース - memorandum

    ダウンロード違法化に関しては静観していた。違法サイトからダウンロードしたコンテンツを私的複製の範囲から外したところで実効性があるわけもないので、そんな事に労力を使う必要もないだろう。また、違法化することで懸念するべき点が広がるという事も分かる。一方、違法サイトからダウンロードしたコンテンツを私的複製と言うのも筋が通っていない*1ように思う。 結局の所、著作権法における権利制限規定が限界に来ている事が質であり、そこを直さないことには話がゆがみ、こじれるだけの話だと思う。権利制限規定を大幅に見直し、アメリカ式のフェアユースの導入を検討するべき時期に来ているのではないだろうか。フェアユースの導入と聞いて賛同しない利用者はいないだろうし、権利者に取ってもフェアユースは悪い話ではない。ダウンロード違法化によって行う事は、フェアユースによっても行えるわけである。 どういう事かと言うと、フェアユースと

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  • 閲覧権という言葉の重み - memorandum

    角川氏は、2つのリスクを解消し、2つの誤認を取り除くための方策として、国益の視点から著作権法を見直し、新たに“閲覧権”という権利を創設すべきと主張する。例えば、映画の収益では、劇場公開による「一次利用」、DVDパッケージの販売やレンタルによる「二次利用」といったモデルがある。角川氏は、インターネットによる配信を「三次利用」と位置づけ、映像を閲覧したユーザーから、視聴料金とは別に料金を徴収する権利として、“閲覧権”の必要性を訴えた。 ネット配信で「広く薄くあまねく」徴収する“閲覧権”創設を 閲覧権とは、これまた凄いことを言うお方だなと思った。ネット上の反応は賛否両論と言ったところだろうか。閲覧権に対して、否定的な見方をされておられる方の方が事の重大性を理解しているような印象を受ける。私としても、閲覧権という言葉が重大な意味を持っているように思う。なぜならば「閲覧権=アクセス権」であるからだ。

    閲覧権という言葉の重み - memorandum
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2007/12/12
    “閲覧自体に何らか権利を認めると、波及効果は非常に大きいものになる”
  • パンドラの箱を開けてしまった三田氏 - memorandum

    三田氏は、宮沢賢治の例をあげて、彼が生前には1円の印税ももらえなかったが、その遺族は、松零士氏の「銀河鉄道999」などのおかげで大きな収入があるという。しかし、これは賢治のインセンティブにならない不労所得である。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8aeeb1fc65a7a1fd92efae3ade3f3224 著作権延長論の是非は問わないが、宮沢賢治および、宮沢賢治の遺族を例に出すのは、著作権延長論者として大きな戦略ミスではないか。と言うのは、コメントでも言及されているが、宮沢賢治の著作権はとうに切れているからだ。しかし、宮沢賢治の遺族は、宮沢賢治のイメージを守るための努力を怠らない。 「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」など独特の世界をつづった宮澤賢治が、昭和8年に亡くなって今年で74年になる。著作権の保護期間はすでに切れているが、遺族らは「賢治

    パンドラの箱を開けてしまった三田氏 - memorandum
  • 津田さんのブログに思うこと - memorandum

    色々と思うことがあるので、とりとめもなく書いてみる。 つまりこれは、現実的には文化庁の思惑や権利者の主張とこの審議会の審議の動き方を見るに、「補償金なくしてDRMバリバリの世界にいくか、補償金払う代わりに今までの私的複製の自由な範囲はいじらない」という二択しか(この審議会においては)現実解として存在しえないだろう」と俺が判断して、そんな状況に対してある種皮肉混じりで発言した部分もあるわけです。 音楽配信メモ 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 二者択一の問題ではないと思う。権利者側はDRMを自由にかけられる立場にあるわけで、審議会の結論を待つことなく、好き勝手にDRMをかけてしまえばいい。はっきり言えば、権利者がDRMをかけるのに補償金なんて持ち出す必要はない。 それでは、なぜ権利者が補償金を持ち出すか。

    津田さんのブログに思うこと - memorandum
  • JASRACが漫画著作権の集中管理に失敗する3つの理由 - memorandum

    タイトルは煽り。 1.JASRACは著作権の許諾を拒否することができない JASRACは著作権等管理事業法の足かせをはめられている。つまり、正当な理由がない場合、許諾を拒否出来ないという事になる。つまり、漫画家にとって愛するキャラクターが18歳未満お断りの店の宣伝に使われたりする事も拒否出来なくなってしまう。権利を一度信託してしまうと、著作者は使われ方を選べなくなるわけだ。 2.大御所だろうが新人だろうが使用料は一緒 JASRACの料金表を見て貰った方は分かると思うけど、全て料金表が均一。作者によって値段が決まるわけではなく、使われ方や定価によって値段が決まる。絵の上手い下手、話の上手さ下手さ、キャリアの長さ短さにかかわらず値段が決まってしまう。ベテランにとっては新人と同じ料金なのはプライドが許さないだろうし、新人にとっては使用機会がなくなると言う事になるだろう。つまり、料金が同じなら上手

    JASRACが漫画著作権の集中管理に失敗する3つの理由 - memorandum
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