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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (66)

  • ある大学図書館とCOVID-19対応(2022年5月) - 火薬と鋼

    過去記事: ある大学図書館COVID-19対応(2020年3~4月) - 火薬と鋼 ある大学図書館COVID-19対応(2020年5月) - 火薬と鋼 ある大学図書館COVID-19対応(2020年8月) - 火薬と鋼 ある大学図書館COVID-19対応(2021年2月) - 火薬と鋼 仕事納めと最近の大学図書館のコロナ対応 - 火薬と鋼 かなり間が空いたが、職場の大学図書館の動向について書いておく。 開館時間と開館曜日 ・今のところ図書館開館時間は完全には戻っておらず、変則的な短縮開館時間だ。これは大学事務局の開館時間も制限がかかっているためだが、事務局の開館時間より図書館の開館時間のほうが長い。なぜ図書館のほうが長くて良いのか、紆余曲折があって交渉した自分でも分からなくなっている。 ・開館曜日は制限があり、土曜閉館となっている館が多い。分館によっては土曜授業がある日は土曜開館し

    ある大学図書館とCOVID-19対応(2022年5月) - 火薬と鋼
  • 学校図書館と貸出履歴の提供 - 火薬と鋼

    1年間で1人あたり142冊ものを読む埼玉県三郷市立彦郷小学校「社会問題の根幹にあるのは読書不足」 | Living Entertainment この記事が話題になっている。中でも児童ごとの読書傾向を担任が把握して個別指導を行う点には批判がある。 気になる点はあるが、厳密な議論をするには彦郷小学校図書室の貸出履歴の提供内容や指導内容が分からない。その点が詳しく分からない段階で先走って論じるのは危ういと思う。 さしあたってこの問題を論じるにあたって完璧とはいえないがネットで読めるいくつかの文献を紹介しておく。 ・図書館の自由に関する宣言 ・個人情報保護と図書館 図書館における改正個人情報保護法対応の要配慮事項 ・学校図書館と購入図書の検閲 学校図書館と検閲の事例 (1) (追記あり) - 火薬と鋼 学校図書館と検閲の事例 (2) - 火薬と鋼 ・学校図書館図書館の自由 第101回全国図書館

    学校図書館と貸出履歴の提供 - 火薬と鋼
  • ネットには図書館評論家モドキがいる - 火薬と鋼

    ネットには図書館関係の話題についてブログやSNSで根拠なしにいい加減なことを書いて広める評論家まがいの人がいる。 商売として成り立たないので他のメディアに進出することはないだろうが、SNSで信じて広めている読者がいるので、思わぬところで目にする機会がある。 先日もその手のネット評論家の文を読んで気になったので、ちょっとそういうパターンについて書いておく。 実務者でも研究者でもない。 実際に図書館に勤務している司書であるとか図書館行政に関与しているとか研究者であるとかではなく、伝聞と断片的な文章を元に図書館全体に詳しいかのような評論まがいの文章を書く。 ただし実務者でも自分が経験も勉強もしていないことをさも知っているかのように書く人もいる。特定分野で評価されると他のよく知らない分野でも同じようにふるまうし、周囲も同様に扱ってしまうのだ。 主語がやたら大きい。 「日図書館は」「アメリカの図

    ネットには図書館評論家モドキがいる - 火薬と鋼
  • 『シン・ゴジラ』の評価を石原さとみ出演のためと分析した新聞はあったか - 火薬と鋼

    某新聞社が、「『シン・ゴジラ』に関するツイッター上の男性のつぶやきに、最も多く含まれる出演者名は圧倒的に石原さとみ」→「この映画に関して男性の評価が高いのは、石原さとみが出演していたからだ」と結論づけていて、安易なデータ分析の恐ろしさを知った。— もりちか/まるたぁ小屋 (@marutar) 2016年8月22日 映画『シン・ゴジラ』を分析した新聞記事に関する以上のようなツィートがあった。 しかし当にそのような内容の記事はあったのだろうか。 これに該当しそうなツィート分析を扱った記事は日経産業新聞の2016年8月8日の7面に掲載された“「シン・ゴジラ」公開――「エヴァ」ファン開拓、同じ監督、配役にも関心(ツイッター分析)”という記事だ。 新聞記事データベースの『日経テレコン21』で「石原さとみ」で記事検索して全国紙・地方紙を含む各新聞を確認したので、他紙に該当する記事はないはずである。

    『シン・ゴジラ』の評価を石原さとみ出演のためと分析した新聞はあったか - 火薬と鋼
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2016/08/23
    石原さとみの名前をまったく出さない「シン・ゴジラ」評なら毎日新聞に載ってたけどねえ>http://mainichi.jp/articles/20160729/dde/012/070/022000c
  • 大学図書館とポケモンGOのその後 - 火薬と鋼

    大学図書館ポケモンGO対策 - 火薬と鋼から一週間の状況について書く。 ポケモンGOの配信開始時点で大学図書館司書の私が一番危惧した事態は「学外者または学生がゲーム目的で大学図書館に多数来館して大学図書館利用者の妨げになる」ことだ。 ウチは狭い図書館なので、ゲーム目的の来館者が少人数でも増えるとそういう事態は起こりうる。 しかしそうした事態になる可能性は低いと考えたため、ゲームについての注意や禁止を呼びかける掲示は行なわなかった。やったことと言えば当大学図書館関係者の間でのポケモンGOについての予備知識の周知といざという時の対応・注意の確認だけだ。 これは、「ウチの学生にスマホゲームの熱心なプレイヤーが少ない」「ポケストップの位置や交通事情等から大学とその周辺はポケモンGO過疎地である」ということがある程度分かっていたからだ。 実際、この一週間で大学図書館内でポケモンGOをプレイしている入

    大学図書館とポケモンGOのその後 - 火薬と鋼
  • 大学図書館ポケモンGO対策 - 火薬と鋼

    勤務先の大学図書館職員および部長・局長・図書館委員に『Pokémon GO』について把握している人間が私しかいないので周知を行った。 内容は以下の通り。 ・ゲーム内容の紹介と大学内および近隣で起こりうる事象 ・大学内および近隣のポケストップの確認 ・大学所属者への注意の必要性 ・学外者の敷地立ち入りへの注意の必要性 うまく扱えば図書館利用者増に結び付けることも可能だろうが(アメリカの公共図書館で先行事例あり)、ウチの規模と人員でうまくコントロールできる気がしない。もちろん学内全域でゲーム禁止・学外者立ち入り禁止というわけにもいかない。

    大学図書館ポケモンGO対策 - 火薬と鋼
  • なぜ図書館業務委託・受託会社に専門知識が必要なのか - 火薬と鋼

    先日、東京都立の学校図書館・図書室の委託の実態についての記事が注目されていた。 東京都立高校・学校図書館(図書室)、業務委託のおぞましい実態: 公共図書館(公務員)・国立大学図書館の司書になる! なぜ図書館業務を扱わないような業者だと問題視されるのか、分からない人もいると思う。実際に図書館業務に携わるパートスタッフは司書資格があり、図書館勤務経験があるのだから問題ないのではないか、と。 しかし受託会社にも専門知識が求められるのは理由がある。 私の経験から、受託会社に図書館業務の経験や知識が必要とされる事情を書いてみよう。 業務把握の問題 図書館業務をちゃんと理解していない受託会社は、仕様の理解や金額の見積もりを適切に行うことができず、非常に安い金額で受託してしまうことがある。この結果、「想定していた業務と違う」「人件費を削って帳尻を合わせた結果、パートスタッフが長続きしない」などの問題が発

    なぜ図書館業務委託・受託会社に専門知識が必要なのか - 火薬と鋼
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2016/04/24
    “上に挙げた話は図書館委託を専門的にやってきた会社でも結構起きている問題である”直営でも専門知識の不在に起因するダメな経営の例は結構あり。社会全体の認識不足に基づく構造的な問題でもあるのですよねえ。
  • 金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼

    金谷武洋『日語に主語はいらない』(講談社、2002)が出版されてもうだいぶ経つが、いまだにこのの問題点は知られていない。事実誤認や偏った視点、実証を伴わない主張などかなり危ういなのだ。まともな学術研究や日教育と合致しない内容であるのに日語特殊論など受け入れられやすい要素があり、広く浸透している。 先月、図書館総合展での同業者との会話でよりによって専門的知識が世間一般に伝わっていないという話題で同書を肯定的に紹介した人がいて驚いたことがあった。金谷武洋のはむしろ言語に関する学術研究に基づかないのに一般に広まってしまったであり、その同業者の批判対象と同じ括りに入るものだ。その場は時間の都合もあって私から過去のいくつかの批判を紹介するに留まった。 この手の話題は何度も遭遇する機会がありそうなので、金谷武洋を批判した方々の過去の記事にリンクしておく。 『日語に主語はいらない』に

    金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼
  • 業者に選書を丸投げする図書館の話 - 火薬と鋼

    佐賀県の武雄市図書館で購入した図書が話題になっている。 10年以上前のExcelや「公認会計士受験」・・・ 武雄市図書館はTSUTAYAの「在庫処分」なのか : J-CASTニュース それに関連して、図書館でどうを選ぶかについてのまとめがあった。 武雄図書館の選書ってどうしてああなの? ~あなたの知らない選書の話~ - Togetter 話を遡ると、2012年に話題になった武雄の選書委員制度については次のまとめがある。 武雄市図書館選書委員制度 - Togetter 2012年の時の推薦リストは次でテキスト化されている。 武雄市図書館選書委員おススメの一覧表 - 突発非同期不連続 選書については様々な方式があるが、上で解説されていない方式に「業者に丸投げする」というものがある。 丸投げと言ってもその図書館全てを業者任せにするというわけではなく、部分的に選書を任せて買うものだ。

    業者に選書を丸投げする図書館の話 - 火薬と鋼
  • ボツにした図書館エントリ - 火薬と鋼

    8〜10月に二つほど長い図書館関係の記事を書いていた。 しかし最終的に守秘義務の問題に関わりそうなのでどちらもボツにした。 書いていたテーマは次の二つ。 「図書館委託のワンオペ〜たった一人の深夜の図書館〜」 夜間勤務している人間が一人だけという図書館の状況。 深夜勤務のリスクやワンオペ図書館委託が生まれた背景を解説する。 「独立行政法人の研究所図書館仕事」 省庁改革以降、かつて省庁の下にあった研究機関が独立行政法人となり、図書館業務の委託も増加した。各研究機関の図書館の特殊な事情や委託業務の内容、そして独法研究所図書館でこれから働く人のためのアドバイス。 結構需要ありそうな話なのだが、容易に館が特定されそうなのと現在も勤務している人間に関わる話なので、公開できそうな内容にならなかった。関係者がほとんど消える遠い未来に公開するかもしれないし、特定できないようにかなり編集しなおして公開するか

    ボツにした図書館エントリ - 火薬と鋼
  • たまに図書館関係者の文章でパワハラ司書を連想してしまう - 火薬と鋼

    結構前のことだが、ある図書館関係者の書いた文章を読んでいて妙に腹が立ったことがある。内容に間違いはないし、不快な表現が使われているわけでもない。ではどこに引っかかったか。後で思い返すと、どうもその人の書いている内容に自分が知っているパワハラ司書の仕事ぶりと被る要素があって、不快感につながったようだ。単なる連想のようなものだが、過去の嫌な仕事を思い出すのはどうしようもない。 私は図書館委託会社での経験が長く、数多くの図書館で働いてきた。図書館委託のうち、部分委託という形式だと直接雇用の図書館司書と委託会社の司書とが入り混じって仕事をすることになる。委託というのは業務請負で、就業場所や仕事内容、指揮命令関係は発注者と分かれていなければならないのだが、図書館業界(特に大学図書館)はこの点あまり厳格ではない。直接雇用の正規・臨時の図書館司書が請負の司書に直接業務指示を出していることが多々ある(これ

    たまに図書館関係者の文章でパワハラ司書を連想してしまう - 火薬と鋼
  • 空間除菌グッズをめぐる批判のこれまで - 火薬と鋼

    二酸化塩素を利用した空間除菌グッズ販売の根拠のない表示を取りやめるように消費者庁が命じるという報道があった。 二酸化塩素という化学物質を使い、生活空間の細菌やウイルスを取り除くと表示して除菌グッズを販売していた全国の17の会社に対し、消費者庁は、効果が出る根拠がないとして法律に基づき、こうした表示をとりやめるよう命じました。 命令を受けたのは、大阪・西区の大幸薬品や、愛知県半田市の中京医薬品など全国の17の会社です。 (後略) (除菌グッズ効果の根拠なし 17社に処分 NHKニュース) この空間除菌グッズの効果やその宣伝については以前から批判があったのだが、このニュースに対する反応を見るとあまり知られていないようだ。 そこで私がこの空間除菌グッズの問題点を知った経緯とこれまで見た批判的情報をまとめておこう。 自分がこの種の商品について知ったのは2011年12月のことだ。 勤務先の図書館で二

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  • 英語論文が読めない人のために - 火薬と鋼

    英語論文が読めない こういうエントリが注目されていた。 司書として働く前にデータベース会社の業務の一環として英語抄録の和訳や校正も少ししていた私が英語論文の読解技術獲得について少し書いてみよう。 専門分野の知識と理解 論文を読むのには英語の能力もあればいいが、それ以上にその研究領域に関する知識、理解が必要だ。日語でも専門外の文章を理解するのは難しい。 もし自分の研究分野の日語論文を読んで、その研究で明らかになったことや、その研究領域での位置づけ、問題点といったものがよく分からない場合は英語論文よりもまずは日語でその分野の理解を深め、知識を蓄えなければならない。 特にその領域の全体像・体系といったものを理解することが重要で、それが分かってくると論文の意義や問題点を掴みやすくなる。論文は単独で成り立っているのではなくその領域(あるいは関連した他の領域)の他の研究と結びついている。 特に以

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  • 電子ジャーナルでの提供停止と冊子体の復活 - 火薬と鋼

    今週、電子ジャーナルの提供会社から図書館に連絡の手紙が来ていた。 あるタイトルの電子ジャーナルでの提供がまるっきり停止になるというだ。図書館では電子ジャーナルがあるからという理由でその雑誌の冊子体の購読をやめたばかりだったのだが、これでまた紙での購読に戻ることになる。 サービスの継続性に危惧がある電子書籍サービスや電子ジャーナルというのは結構あって、「このサービスは10年持たないだろう」というのもある。なかなか思うようにはいかない。

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  • 図書館総合展の「“武雄市図書館”を検証する」 - 火薬と鋼

    第15回図書館総合展に行ってきた。 今回は「“武雄市図書館”を検証する−ニュースとなった〈武雄〉から〈公共図書館界〉がみえてくる−」(公式)を聞いた。 パネリストは 佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏、 慶應義塾大学文学部教授で私の大学・大学院の恩師である糸賀雅児氏、 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社プロジェクトリーダー高橋聡氏、 コーディネーターは湯浅俊彦氏(立命館大学文学部教授)。 これまでの報道の中には糸賀先生が武雄市図書館の現状について肯定的ととられるような記事もあったが(糸賀先生を知っている身としてはメディアによる編集を疑うほど)、今回のフォーラムではかなりつっこんでいた(あれでも甘いという人もいるかもしれない)。 糸賀先生の指摘は、図書館としての各スペースと利用の実態についての話が中心。 「目的外使用のスペースが多く、図書館資料が使われず、スタバで雑誌を読んでいる利

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  • 大学図書館司書狙いの悪質セールス電話がきた! - 火薬と鋼

    少し前の話だが、職場に大学図書館司書狙いのたちの悪い電話営業があった。なぜ大学図書館司書狙いと分かったかというと、向こうが「現在、大学図書館図書館員の方を対象に〜」と説明していたのだ。 その営業の電話の内容はかなり迂遠なもので、全部聞いていないので、結局何が売りたいのか分からなかった(営業は私狙いだが、電話をとった他の職員も多少相手をしている)。しかしまともな営業ではないことは明らかだった。同じような営業が他の図書館にも行くかもしれないので、注意のため書いておこうと思う。 覚えている範囲でまとめる。 ・社名は一応名乗る。ただし、電話を聞きながらGoogle検索したらその会社名でそれらしい会社はヒットしなかった。 ・冒頭の話は年金関係。「年金が減ることをご存知ですか」というのが話の一番の振り。恐らくそれで興味を引く戦略なのだろう。 ・説明の大半はこの年金が減る事とその対策について。ただし、

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/09/06
    嫌な時代になったものですね( ´Д`)=3
  • 雨漏りと図書館 - 火薬と鋼

    職場が雨漏りで大変なことになった。 といっても雨漏りで大変なのは図書館ではなく(だったらもっと大ごとだ)、併設の会議室だ。会議室とは言え色々と設置されているのと、漏れているのが複数箇所なので困っている。今日の仕事時間を随分費やしてしまったし、また大規模に雨が降ったときの対策も考えなければならない。 思い返すと、これまで働いた図書館でも雨漏り、浸水で困った経験がいくつかの施設である。図書館建築というとサービス面の話が重視されがちだが、雨への耐性に問題のある施設が図書館建築の賞を受賞していることがあって、審査した人間に説教をしたくなったことがある。図書館建築を云々したかったら雨の日に見るべし。建築に凝った結果、雨で足元がやたら滑ったり雨漏りしたりする図書館もあるのだ。 ・図書館の入り口やホールの床に研磨した石材を使う例があるが、雨水で全面的に濡れると尋常ではなくすべる。計画段階でそういう話を持

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  • 図書館委託と人員確保 - 火薬と鋼

    図書館(公共や大学ほか)の民間委託について、人員確保の面から書いてみる。 図書館の民間委託について、色々話題になっているが、この点はあまり知られていないと思う。 複数の図書館委託企業で働いた経験を元にまとめてみた。 図書館委託の人集め 委託会社では「常に多くの人材をプールして契約が決まったら送り込む」という方式はあまりとらない。委託の契約が決まってから契約条件にあわせて募集を出し、人員を集める。この他に委託会社は登録制度と言ってフリーの人材を履歴書や面接などで登録しておき、契約が決まれば条件にあった登録者にも声をかける。また、他の図書館に委託として入っているスタッフに異動してもらうという事もある。 予定通りの人数やスキルの持ち主が常に揃うとは限らない。登録者は大体別の仕事についてしまっているか条件が合わない。ほとんどの場合は募集した人員と他からの異動で対処している。登録者が入る例は多くない

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/04/26
    ひとが集まらない,という話は時々聞く。
  • 大学の勉強になじめない学生のための5冊 - 火薬と鋼

    大学図書館で司書をしていると、一年の冒頭から講義や大学生活になじめない学生とも話す機会がある。そうした学生は学生課の職員や相談役になる先生の世話になる場合もあるが、さしあたってノートの取り方や発表、レポートといった課題に必要なスキルについては、から学んでもらうという道もある。 ここでは特に高校までの勉強とやり方が変化してなじめない学生のためのを紹介する。 よくわかるライフデザイン入門―大学生のための必須学習術 作者: 大学導入教育研究会出版社/メーカー: 古今書院発売日: 2011/02/01メディア: 単行 クリック: 37回この商品を含むブログを見るこのは大学生活の送り方全般を解説した生活の注意から講義のノートのとり方、発表方法や試験の受け方、就職活動の手引きまで幅広く扱っている。かなり初歩的な内容もあり、友達との会話の仕方についてまでフォローしている。とにかく勉強含めて

    大学の勉強になじめない学生のための5冊 - 火薬と鋼
  • 民間企業から大学図書館に転職した経験から書くよ - 火薬と鋼

    民間企業から大学(私大)図書館職員になった話から、役に立つかどうか怪しい話を書く。 図書館職員に転職する話を書こう書こうと思っていたのだが、関係者に色々バレまくるのが嫌でほとんど手をつけられなかった。どう書いても色々とまずいネタが多い。差しさわりのない話だけまとめることにした。 ・私大の図書館は中途採用の募集をすることがある。そうした場合、採用されるのは大抵は他の図書館での経験者だが、企業から転職した人が採用されることがある。 ・広く公募される場合と、内々に済ませる場合がある。内々に済ませる例の一つは、委託や派遣でその図書館に関わっている人を引き抜くことだ。 ・委託の契約社員やアルバイトとして入った図書館で、そこの正規の職員になった例を複数知っている。いずれも職員の退職など何らかの事情で職員が必要になり、なおかつ委託の人材が職員にしてもいいくらいの経験・スキルの持ち主で館内や学内でそれが知

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