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ブックマーク / note.com/teshima_kairei (5)

  • 渡辺真由子氏の総説論文「性的有害情報の実証学的系譜」への批判|手嶋海嶺

    はじめにインターネット上において、性的表現について論じられる時、しばしば「性的表現の悪影響」が取り上げられ、一部のフェミニストリベラル知識人たちから規制の強化が必要だと叫ばれる。 その時、頻繁に引用されるのが2012年に渡辺真由子氏が出版した総説論文『性的有害情報に関する実証的研究の系譜~従来メディアからネットまで~』である。例えば、直近でも次のようなツイートがあった。 参考文献 渡辺 真由子(2012) 「性的有害情報に関する実証的研究の系譜 ~従来メディアからネットまで」『情報通信学会誌』30(2):81-88(2023年7月20日取得,https://t.co/n8yzJevsvq…) https://t.co/YHF5bdSReu — 金木犀。6/14 (@kaneki_say) July 20, 2023 Twitterで表現の自由界隈と呼ばれている(私も含まれる)人々にとって

    渡辺真由子氏の総説論文「性的有害情報の実証学的系譜」への批判|手嶋海嶺
  • 『月曜日のたわわ』広告問題~「学者先生」の悪あがき~|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! ゆっく……ゆっくり……。 あの、まさか3回も連続で、『月曜日のたわわ』日経新聞広告騒動について書く羽目になるとは思ってなかったわ。 私は一体、いつまで同じ場所でゆっくりさせられるのかしら? ※この記事単体でも、全貌が把握できるように書いてあります。 ……ともあれ。 今回は、次の趣旨でこの問題を論じていくわね。 ・3154人を対象とした調査によれば、『月曜日のたわわ』広告は、女性を含めて多数派からは問題だと思われていないこと。 ・『月曜日のたわわ』の作品内容まで評価するなら、問題視されている「性的な虐待」がないのはおろか、むしろヒロインの「主体性・人格」が尊重され、さらには「モノ化してはならない」というメッセージが十分描かれていること。 ・日経新聞が「違反」したとされる「アンステレオタイプアライアンス」がポジティブチェックなのかネガティブチェックなのか、全く判然

    『月曜日のたわわ』広告問題~「学者先生」の悪あがき~|手嶋海嶺
  • プロゲーマー契約解除問題:キャンセル・カルチャーと表現規制の問題点|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! YANAMi先生のおかげで新しい身体を得て、東方Projectとはそれほど関係がなくなったゆっくり生命体、てっしーよ!(※手嶋の略) ねえ、鏡よ鏡……世界でいちばん美しいのは――私よ!!!! YES, I am beautiful. さて。「無機物である鏡には、判断能力がない」「また、容姿を他人がジャッジするのは性的搾取であり、違法」「よって自分で判断するしかない」という当たりまえの前提とロジックを確認したところで、日のテーマに行きましょう。 題としては、プロゲーマー・たぬかなさんの契約解除の件なんだけど、その前に、そもそもの表現規制反対の原理・原則について説明させて頂くわね。 ツイートでは、「契約解除は仕方ない・当然だ」という意見の人に対して、かなりキツい非難もしてしまったけれど、私自身にも同様の趣旨の話に賛同していた経験はあるから、正直気持ちは分かるの

    プロゲーマー契約解除問題:キャンセル・カルチャーと表現規制の問題点|手嶋海嶺
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2022/02/21
    随分とアクロバティックな理屈をこねているように見える。無理筋。
  • TPO論、「公共の場にふさわしくない」論の正体~自主規制の危険性~|手嶋海嶺

    これまで、私のnoteでは「表現の影響」について科学的に検討し、「性的表現が、性犯罪・性差別を助長する根拠はない」と論じてきたわ。 とはいえ、次のような批判の声もあったのは事実よ。 「誰も科学的根拠や因果関係があるという話なんかしていない!」 「(性的な)萌え絵は、TPOや公共の場に相応しいかどうかの問題だ!」 確かに「Twitter論壇的な言論空間」においては正しい指摘かもしれないわね。 でも、世界の動向は必ずしもTwitter論壇と一致しないのも事実。 実際問題、 1.国連女子差別撤廃委員会の勧告文書や日ユニセフの「準児童ポルノ」の法的規制を求める声明 2.フェミニスト議員連盟のVTuber戸定梨香に対する抗議文書 3.共産党の「非実在児童ポルノ」に関する声明 他にもたくさんあるだろうけど、直近だとこのくらいかしら。 これらでは、相変わらず「性犯罪や性差別を誘発・助長する」というスタ

    TPO論、「公共の場にふさわしくない」論の正体~自主規制の危険性~|手嶋海嶺
  • 表現悪影響論・表現規制論に対抗するための『理論武装』~その科学的根拠~|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! 今回の記事では、タイトルに書いたように 表現悪影響論・表現規制論を徹底的に批判するわ。 また、「表現の自由」側の主張の根拠として、特に重要性の高い論文を紹介&解説させていただいたわ。 もちろん、海外の査読付き学術誌に掲載された論文から選定したし、さらに複数の総説論文を参照してチェック、「一部の変な研究者に支持されているだけじゃないの?」という疑念まで解消した安心設計よ! 表現に関する議論に役立つ、強力な『理論武装』の一助になるはず! 【2022年1月13日追記】 こちらのnote記事に対し、次の批判記事が公開されました。 私のnote記事を「これから読む」という方は、まずは上記の記事を読まれることを強く推奨致します。(誤った部分を修正したとしても、表現規制反対の論に不利な方向の変更とならない点は幸いでした。) なお、私の記事に含まれる誤った記述に関しては、一

    表現悪影響論・表現規制論に対抗するための『理論武装』~その科学的根拠~|手嶋海嶺
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