『鹿児島県史料集』なる鹿児島県立図書館のシリーズ刊行物がある。こちらで出ている本が、島津氏や南九州の歴史を調べるときにすごく重宝するのだ! 鹿児島県立図書館には貴重な史料・資料が大量に所蔵されている。『鹿児島県史料集』は、その所蔵本をおもな底本として翻刻されたものだ。昭和34年(1959年)よりはじまり、ほぼ年1冊のペースで発行。これまでに第61集までが出ている。 そして、『鹿児島県史料集』各刊は鹿児島県立図書館のホームページ内ですべて閲覧可能なのだ。pdfが公開されている。 鹿児島県史料集はこちらで読める。 www.library.pref.kagoshima.jp とにかくイイ本が揃っている! 当ブログでは南九州の歴史をテーマにしているが、この中には参考資料としているものもかなりある。そんなわけで、全61集のうちで個人的なオススメをちょっと挙げてみる。 『島津世禄記』/第36集 『島津