価値ある製品の投入で ヘアケアbPをより盤石なものに 2009年1〜12月の化粧品出荷統計は、 世界的な不況のあおりを受けて、 1946年に化粧品工業会が統計をとり始めて以来、 最大のマイナス幅を記録した。 皮膚用や仕上用が大きく落ち込む中にあって、 頭髪用のみが前年をやや下回る程度で推移できたのは、 より生活に根差した、 無くてはならないアイテム群であることのほかに、 この分野におけるリーダーカンパニーである花王が投入する価値ある製品が下支えしたことも指摘できるのではないか。 そこで今回は、 シャンプー市場の現状や今後の展望、 「メリット」 「エッセンシャル」 「アジエンス」 「セグレタ」 の4ブランドの強化ポイント、 コミュニケーションの革新などについて、 塗谷弘太郎ビューティケア事業ユニット プレミアム・ヘアケア事業グループ部長に話しを伺った。 シャンプーが低価格化する一方で 高価